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おすすめはキーボードによって違う?最高のパームレストの選び方を解説!

パームレスト 選び方

パームレストはタイピングをする際の疲労を削減してくれる道具で、疲労削減効果も非常に高いのでコスパが良いです。

しかし、キーボードは機種によって形状が変化しているので、当然パームレストもそれぞれのキーボードに合ったものを選ぶ必要があります。

HHKB パームレスト

寸法とかを考えずに買ってしまうと、「パームレストを買ったのになんか使いにくい、、、」と微妙な気持ちになってしまう原因ですので、選び方を知っておくことが大切です。

選び方と聞くと難しそうですが、ポイントになる部分は意外と少ないので覚えやすいですし、すぐに見つけられると思います。

 

僕は今までキーボード本体は30万円分以上、パームレストも何個も購入しており、普通の方よりはキーボードに詳しいですし、あなたのタイピングライフをより良いものにする自信があります。

パームレスト 大量

ということで、今回はあなたが使っているキーボードに最高に合ったパームレストの選び方を解説していきます。

 

もし、「パームレストの効果って本当に有るの?」という方は効果を詳しく解説している記事があるので、そちらを先にご覧ください。

>>>パームレストがいらないってマジ?疲労軽減効果やミス率を実験!

こんな方に向けて書いています

  • パームレスト選びで迷っている方
  • パームレストの購入を検討している方
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パームレストは2タイプ!

最初に選び方の前にパームレストには2種類あることを解説していきます。

棒状タイプ

HyperX パームレスト

1つ目は棒状のパームレストです。

スタンダードな形状なのでたくさんの素材、形状の物から選べるのが特徴です。

これは皆さんが想像しているパームレストだと思いますし、ほとんどの方がこのタイプを選ぶと思います。

左右分離タイプ

バード電子 セパレート型 ウッドパームレスト HHKB

2つ目は左右分離式パームレストです。

これは名前の通り分割されているのが特徴です。

このタイプのメリットとデメリットを簡単に解説すると以下のような点が挙げられます。

 

メリット

  • コンパクトで場所を取らない
  • 持ち運ぶが容易
  • 左右分割式キーボードでも使える

 

デメリット

  • 種類が少ない
  • テンキーや矢印キーが使いにくい

 

メリットはコンパクトであることが生かされていると言えますし、実はキーボードによってはほとんどデメリットがなくなるという特徴もあります。

左右分割式キーボードというのは下の画像のようなキーボードで、名前の通り右手と左でタイピングする境目で別れているのが特徴です。

左右分割式キーボード パームレスト

 

分離式パームレストについては上記で紹介したメリットとデメリットを更に深堀しているので、検討している方はこちらの記事もご覧ください。

 

今回はスタンダードな1つ目の棒状パームレストを中心に解説していきますが、左右分離式パームレストにも同じようなことが言えますので、どちらのタイプを検討している方も参考にして頂ければ良いと思います。

パームレストの選び方

それではいよいよパームレストの選び方について解説していきます。

選び方と聞くと難しそうですが、気にするのは以下の3つだけで良いのです。

  • パームレストの厚み
  • パームレストの横幅
  • パームレストの素材

意外と少ないのではないでしょうか?

それでは、それぞれのポイントを詳しく解説していきます。

パームレストの厚み

1つ目はパームレストの厚みです。

パームレストを選ぶポイントの中で最も重要な項目で、真っ先に確認して欲しいのが厚みです。

基本的にはキーボードの本体は約2センチ前後の物が多いですが、中にはロープロファイル(薄型)モデルもあります。

通常 薄型キーボード 厚み 違い

そのため、パームレストにも厚みがあるタイプと薄型のタイプがあります。

ここで厚みを間違えてしまうと「こんなもんなのか?」となってしまうのです。

例えば、厚みがあるキーボードに薄いパームレストを使うと「あまり変わらないな、、、」と感じる原因になります。逆に薄いキーボードに厚みがあるパームレストを使うとパームレストが親指の動きを阻害してスペースキーが押しにくくなります。

まあ、厚みがあるタイプのパームレストがスタンダードなので、厚みがあるキーボードを使ってある場合は適当に買っても適合している可能性は高いですが、薄型のパームレストは「薄型タイプ」とか「薄型キーボード用」と記載してある物を選ばないと大概失敗します。

 

そして、更にこだわる場合は高さの寸法まで見ることをおすすめします。

と言うのも、同じ厚みがあるキーボードでも機種によって最大で5mmほど変化してきますし、厚みがあるタイプのパームレストでも物によって厚みが結構変化してくるからです。

そのため、キーボードとパームレストの組み合わせ方によっては「ちゃんと選んだはずなのになんか使いにくいな」と感じる場合があります。

最悪慣れでなんとかなる範囲ですが、慣れるまでは使いにくいのは変わりません。

 

そこで、キーボードの筐体の高さと同じぐらいか、少し低めのものを選ぶと良いです。

例えば下のキーボードは本体の高さが2センチ程度なので、高さが20mm~17mmぐらいのパームレストを選べば良いということになりますね。

リアルフォース 筐体 厚さ

フローティングデザインの場合は少し判断方法は変わってきます。

▼フローティングデザイン▼

リアルフォースGX1 フローティングデザイン

フローティングデザインというのは横から見た際に軸が見えるデザインのキーボードです。

このデザインのキーボードの場合は通常のデザインと同じように判断してしまうと、パームレストの高さが足りないので別の判断方法があるのです。

それは、地面からキートップまでの高さから10mmを引いた高さを選ぶと良いです。

例えばこのキーボードですと、高さが約35mmなので大体25mmぐらいの物を選べば良いということになります。

フローティングデザイン パームレスト 選び方

 

このようにさらにパームレストの厚みにこだわりたい場合は厚型と薄型の違いだけではなく、ミリ単位で高さを合わせるとさらに快適なタイピングが可能です。

パームレストの横幅

2つ目に確認して欲しいのがパームレストの横幅です。

キーボードはテンキーの付いているフルサイズキーボード、テンキーが無いテンキーレスキーボード、さらにコンパクトになっているコンパクトキーボードがあります。

フルサイズ テンキーレス コンパクト 横幅比較

この画像で言うと上からフルサイズ、テンキーレス、コンパクトサイズです。

これらのサイズに対応するためにいろいろな横幅の物があります。

▼テンキーレス用(上)・フルサイズ用(下)▼

パームレスト テンキーレス フルサイズ

大体はフルサイズキーボード用、テンキーレス用、コンパクト用とかSサイズ、Mサイズ、Lサイズと記載されていますが、中には記載されていない物もあります。

その場合は横幅の寸法を確認して対応しているサイズを自分で判断すると良いでしょう。

横幅の寸法と対応しているサイズを下にまとめたので、対応しているタイプが明記されていないパームレストが有った場合は参考にしてください。

フルサイズ45cm前後
テンキーレス35cm前後
コンパクト30cm前後

どうしても分からない場合は最悪Lサイズを選んでおけば少し邪魔にはなってしまいますが、間違いはありません。

パームレストの素材

3つ目はパームレストの素材です。

パームレストたち

素材は先ほどの2つに比べたらそこまで大切ではありませんので、自分が好きな素材を選んでもらったら良いと思います。

例えば上の写真ですと右から木製、ゲル素材、ひんやり感じる素材、低反発素材が使われています。

このように、沢山の素材から選べるのが特徴ですね。

 

パームレストの素材は主に2タイプに分けられます。

1つ目は木製・プラスチックなどの硬い素材でできているタイプです。

HHKB ウッドパームレスト ローズウッド

これらは特徴は耐久性が高いのが特徴です。特に木製のものは一生使えます。

そして、手を置く面が硬いのでタイピングをする際に安定するという特徴もあります。

 

2つ目は布・ゲル系の柔らかい素材でできているタイプです。

FILCO Majestouch リストレスト “マカロン" 

布・ゲル系のパームレストは柔らく、ふわふわしているので若干沈み込んで受け止めてくれます。

ただし、数年で劣化してくるので耐久性は低いです。

価格はそこまで変わらず2000円から高くても3500円くらいなので、耐久性と素材のどちらか優先したい方を選ぶと良いと思います。

 

しかし、ネット通販や実物が触れない場合だとどんな素材か分からないので迷っている方もいると思います。

もし、迷った場合は木製の物がおすすめですね。

理由は単純に耐久性が高く一生使えるので、今後また新しいパームレストを購入する必要が無くなりますし、木のぬくもりを感じられるので冬でも冷たくないのが特徴です。

ゲル素材やひんやりする素材は夏は快適ですが、冬は少し冷たくなってしまいます。

季節によって変えても良いですが、通年使うことを考えると木製がおすすめです。

「木製のパームレストって硬くて痛そうだな、、、」というイメージがある方は使用感について詳しく解説している記事がありますのでご覧ください。

 

以上がパームレストを選ぶ際のポイントです。

そこまで難しい部分でもないので、意外と簡単に選べると思います。

特に最初の2つさえ確認しておけば失敗はしません。

専用設計品が最も合う

ここまで、色々解説してきましたが「いっぱいあって選びにくい!」という場合は専用設計のパームレストを選ぶという選択肢もあります。

人気のあるキーボードの場合はそのキーボードにピッタリあったパームレストが発売されている場合があります。

具体的には僕が愛用しているHHKBならHHKB専用、マジェスタッチならマジェスタッチ用と明記してあることがあります。

そのキーボード専用に高さや横幅が設計されているので、当然ながらそのキーボードの魅力を最も引き出せるパームレストですし、疲労削減効果も最大化できるので選べる場合が専用品をおすすめします。

 

他にもリアルフォースにも専用設計されたパームレストが発売されています。

もし、有名なキーボードを使用していて、パームレストに悩んでいる場合はAmazonで「○○(キーボードの名前) パームレスト」と検索してみると良いものを見つけられるかもしれません。

 

ただし、木製の物が多くゲルなどの他の素材が欲しい場合は、選べ無い場合があります。

その場合は汎用品で発売されている中でも、専用品と近い高さの物を購入することをおすすめします。

パームレストを選ぶ際の注意点

しかし、パームレストを選ぶ際に注意点があります。

その注意点というのが、「滑り止めが強力なものを選ぶ」という事です。

▼パームレスト裏側の滑り止め▼

パームレスト 滑り止め

パームレストの裏側には滑り止めが貼られていたり、滑り止め加工がされています。

しかし、滑り止めが弱いとタイピングをしているとパームレストがずれて、位置を修正しながら使う必要があり、安定感がなくてストレスになってしまいます。

 

そのため、「滑り止め付き!」と記載されていても、通販のレビューを見て滑り止めの強さを確認してから購入するのがおすすめです。

キーボードに合うパームレストを選ぼう

今回はパームレストの選び方について解説してきましたが、このポイントさえ押さえておけばパームレスト選びに後悔することはありません。

パームレストは腕と肩の疲労をかなり軽減してくれます。特に高級キーボードは厚みがあるので、キーボード本体の性能を発揮するのにパームレストは必須です。

是非とも自分に合ったパームレストを選んで頂ければ良いなと思います。

 

もし、パームレストを取り敢えず代用したい場合はタオルや本を使って代わりにする方法を解説している記事がありますので参考にしてください。

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