HHKBで名称に「Hybrid」と付いているモデルは有線接続とBluetoothでの無線接続が可能です。
有線接続の場合はケーブルから電力を供給しますが、無線接続で利用する場合は電池で駆動します。
電池の容量は無限ではないので、そのうち電池切れを起こして交換する必要があります。
その際に気になるのが電池持ちです。
外出中に電池が切れて使えなくなってしまうと困りますし、HHKBを使えないのは気分的にも良くありません。
しかし、交換サイクルや電池交換のサインを知っておくと、事前に電池を変えたり、替えの電池を用意したりして対応することも可能です。
今回はHHKBの電池持ちと電池代を節約する方法について紹介します。
この記事は無線が使えるHybridモデルのみ当てはまります
こんな方に向けて書いています
- HHKBの電池持ちを知りたい方
- HHKBの電池交換サインを知りたい方
- HHKBの電池持ちを良くする方法を知りたい方
HHKBの電池持ちは約3か月
結論から言えばHHKBの電池持ちは約3か月程度です。
長持ちなのか聞かれると微妙ですが、少なくともすぐに切れることはないですね。
しかし、当然ながら使用状況によって電池持ちは変化するので、一概に3か月で電池が無くなるわけではありません。
毎日長時間使用している場合は2か月程度で電池切れを起こす場合もありますし、反対にそこまで使用しない方は4か月や半年以上使える場合があります。
HHKBの電池持ちは約3か月程度
電池を交換するタイミング
HHKBの電池持ちは約3か月程度ですが、人によって正確な電池交換タイミングは変化します。
しかし、電池を交換するタイミングになるとHHKBが知らせてくれるので、電池残量に神経質になる必要はありません。
HHKBにはLEDインジケータが付いており、電池残量以外にもHHKBの状態をLEDの色と点滅間隔でお知らせしてくれる機能です。
このインジケーターが橙色(オレンジ色)で30秒に一度点滅していると電池残量が少なくなっている状態です。
そして、「そろそろ電池を変えたほうが良い」という頃合いになると、橙色のLEDが15秒に1回、2度点滅します。
分かりにくいですが、15秒に一回「パッ!、パッ!」と2回点滅するのです。
まあ、橙色で点滅し始めたら予備の電池を用意し、点滅間隔が早くなったら電池交換するのがおすすめです。
橙色の点滅が早くなったら電池交換しましょう!
電池代を節約する方法
それでは、次に電池持ちを良くして電池代を節約する方法を解説します。
HHKBに必要な電池はアルカリの単三電池が2本です。
1セットに付き電池持ちが3か月とすると1年で8本の消費量で、エボルタなどの良い電池を使用しても1年間で千円以下で済みます。
意外と安いですが、電池を買うのは面倒ですし節約できる部分は節約したいものです。
そこで、HHKBで電池代を節約する方法を3つ紹介します。
- 節電モードにする
- 充電池を使用する
- 有線接続を使用する
節電モードにする
1つ目はdipスイッチで節電モードにすることです。
新品で購入した際には初めから節電モードになっていますが、中古で購入した場合は節電モードがオフになっている可能性がありますので、一度見てみることをおすすめします。
HHKBの裏側には小さい蓋が付いており、それを外すとdipスイッチという物理スイッチが現れます。
このスイッチを切り替えることで配列やOS、節電モードに関する設定を変更でき、最も右側の6番目のスイッチが節電モードに関するスイッチです。
>>>HHKBに付いているdipスイッチの役割を全て解説【日本語・英語配列】
デフォルトではスイッチが下側で節電モード、上側に動かしたらOFFです。
節電モードにすると30分間操作が無い場合に自動でHHKBの電源が切れるようになります。
ただし、電源が切れた後はHHKBのキーを押してもパソコンのスリープ状態を解除出来ないので、最初にHHKBの電源を入れてから操作する必要があります。
再起動時に面倒なので気になる場合は電池の持ちは悪くなりますが、OFFにしておきましょう。
ちなみに以前の僕はこれが面倒でOFFにしていましたが、ある日電源を切るのを忘れた状態で放置していたら電池が無くなっていたことがあるので、電源の切り忘れ防止という観点から基本的にはONにしておくことをおすすめします。
また、スイッチを操作する場合はスイッチが小さく奥まった位置にあるので指では動かしにくいです。
その場合は先ほど外したdipスイッチのフタの角でスイッチを動かすことで、スイッチ操作が行いやすくなります。
中古で買った場合はdipスイッチを確認しよう!
エネループなどの充電池を使う
2つ目はエネループなどの充電池を使用することです。
充電器と充電池のセットで大体3千円ほどで購入できますが、充電池は10年ほど使用できるので普通に乾電池を使用するよりも経済的に使用できます。
他にも何本も用意しておくとHHKB以外にも使用できるので普通に便利です。
また、使い切った乾電池を捨てる必要が無いから楽というメリットがあります。
HHKBを長時間使用する方は楽で経済的な充電式電池の使用することをオススメします。
充電池を使用すると経済的で、電池を捨てる必要が無い
有線接続を併用する
3つ目は有線接続を併用する方法で、これが最も電池の消耗を抑える効果があります。
HHKBの無線接続モデルは有線接続も可能です。
有線接続にするとケーブルが増えますが、自宅や会社のデスクなどの決まった場所で使用する場合は気になりません。
それどころか、有線接続を使用することで遅延も無くなり、繋いでいる間は節電モードが勝手にOFFになります。
これでわざわざHHKBの電源を入れる必要が無いので、手間も削減できます。
自分のデスクや自宅などの決まった場所で使用する場合は有線ケーブルを備え付けておいて給電するのも良いと思います。
そして、持ち運びの際は無線接続を使用すると、ケーブルを持ち運ぶ必要が無くなります。
無線接続と有線接続の使い分けをしていると、ほとんど電池が消耗しないので非常に楽です。
ただし、付属品に有線ケーブルが入っていないので、自分で用意する必要があります。
HHKBに対応しているのはUSB type-Cです。家電量販店で千円弱から2千円程度で購入できます。
また、ペアリングの切り替えのコマンドが必要になる場合もあるので覚えておきましょう!
有線接続すると電池は消耗せず、他のメリットもある
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>>>HHKB Professional Hybridシリーズの付属品は?
以上の3つの方法で電池持ちを長持ちさせることが可能です。自分に合うものを取り入れてみて下さい!
有線と無線を使い分けると便利
今回はHHKB無線モデルの電池持ちについて解説してきました。
電池持ちは条件によって変化しますが、電池の交換時期になるとLEDインジケーターが橙色に点滅して知らせてくれますので、電池持ちに関して神経質になる必要はありません。
そして、電池代を節約したいと考えている場合は節電モードや充電池、有線接続するなどの方法があります。
特に有線接続は電池持ち以外にもメリットはあるので、是非とも試してみて下さい。
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