HHKBはネット上で絶賛されていて、「最高!」だとか「買ってよかった!」という声がたくさんあります。
しかし、「癖の強いキーボードが自分に使えるのか?」とか「本当に打鍵感が良いの?」という部分がいまいち分からないので、購入に踏み切る勇気が出ないという方が多いのもまた事実だと思います。
購入に踏み切る勇気が出ないとネットで延々と情報を漁ってしまいがちですが、いつまでたっても「HHKBが自分に合っているのか?」という真理には達することはできないと思います。
僕はキーボードを44万円程購入していますが、これだけ購入しても実際に使ってみないと打鍵感や使用感は分かりません。
とはいっても自分に合うかどうか分からないキーボードに何万も出すのは怖いのは分かります。
そこで、出費を最小限にしてHHKBとの相性を確かめる方法を2つ紹介します。
こんな方に向けて書いています
- HHKBを検討中の方
- HHKBの打鍵感が気になる方
- HHKBの情報を漁っている方
- HHKBのレンタルを検討している方
実際に使わないと分からない
そもそも「キーボードは実際に使わないと分からない」という前提があります。
というのも、キーボードを選ぶうえで避けられない3つの致命的過ぎる障壁があるからです。
キーボードは触覚が重要
現代ではネット上でレビューを見ることで、視覚と聴覚の情報を知ることは可能です。
しかし、あなたはHHKBの何に魅力を感じていますか?
恐らく気持ち良い打鍵感や独特な配列を目当てにしている方が多いでしょう。
これらは全部触覚の部分で、ネットではHHKB最大の魅力が伝わらないということなのです。
特に「HHKBの打鍵感の魅力」や「癖の強さに慣れることが出来るか」に関しては実際に打つことで初めて分かるものなので、ネットの情報で分かるはずがありません。
こんな状態ではネットの情報をいくら漁ってもHHKB購入に悩んでしまうのも当然のことですよね。
触覚だけは文字と画像や動画では絶対に伝わらないので、文字と音声、レビュワーの感想からイメージするしかありません。
それに、視覚や聴覚も画面越しと肌で感じるのでは少し違うものがあります。
文字と画像、動画だけではどうしても限界があり、HHKBの魅力が伝わらないのが1つ目の難しさです。
ネットではHHKB最大の魅力が伝わらない!
他人の最高が自分の最高とは限らない
加えて「他の人の”良い”は、自分にとっての”良い”とは限らない」という問題も出てきます。
HHKBのことを"最高のキーボード"とは言っても、用途や感じ方はそれぞれなので人によって"最高"の意味が変化します。
文字を毎日たくさん打つ人、ゲームに使う人、とにかく打鍵感を重視する人、バランスを重視する人といろいろなタイプがいます。
それはレビューサイトや動画サイトでも同様で、評価軸が人によって違うので「あの人は"最高"と言っていたけど、別の人は"微妙"と言っていた」みたいなことが起こりうるわけです。
同様に「他の人は"最高"って言っていたけど、自分にとっては"失敗"だった」ということも起こります。
このように人によって評価軸が変化してしまうのも、HHKBの購入でさらに悩んでしまう原因です。
他の人の"最高"はあなたの"最高"では無いかもしれない
試し打ちでは使用感は分からない
最後は「店頭で試し打ちをしても打鍵感ぐらいしか分からない」という点です。
確かに魅力の一つである打鍵感を試せるのは良いと思います。
しかし、HHKB独特の配列に慣れるためには最低でも数日は必要なので、試し打ち程度では自分との相性は分からないのです。
それに、実物を目の前にテンションが上がって実際よりも良く感じてしまうのが難しい部分です。
実際に僕は初めて高級キーボードを買う際に店頭で試し打ちして購入したものの、結局使いずらさを感じて別の高級キーボードを買いなおしたことがあります。
使用感は普段と同じように使わないと「自分に合っているか」なんて分かりませんし、ある程度慣れないとそのキーボードの真価は掴めません。
しかも、HHKBを試し打ちできる店が非常に少ないというオマケ付です。
HHKBを使っている知り合いがいないと試し打ちは難しく、仮に試し打ちできても打鍵感以上は分からないという二重苦のような状態になっています。
店頭の試し打ち程度では打鍵感しか分からない
まとめると、ネット上の情報と店頭の試し打ちだけでは「本当にあなたに合っているのか?」という疑問は解消されないということです。
これは僕のサイトも同様です。出来るだけ伝わりやすく工夫していますが、触覚はどれだけ頑張っても伝えられません。
僕でも使ったことが無いキーボードの使用感は分かりませんし、だからこそ何十万円分の高級キーボードをたくさん試しています。
「高い買い物なのに本当に合うかどうかは実際に買ってみないと分からない」というある意味最後は運任せになっているのが、キーボード選びが難しくなる要因です。
特にHHKBは好き嫌いが分かれるキーボードなので、他のキーボードよりもリスクが大きいのも難しい所です。
HHKBの失敗を99%防ぐ方法
先ほど説明したように「自分との相性は使った後しか分からない」という事実があります。
そのため、自分とHHKBの相性を確かめる方法は使ってみるしかないのです。
あなたの言いたいことは凄く分かりますが、実際問題これしか相性を見極める方法は無いのです。
そこで、金銭的な負担を最小限にするために現実的な方法がレンタルするか合わなかったら売るの2択なのです。
買って合わなければ売る
1つ目はとりあえず購入してみて、しばらく使ってみて合わなければ売却するという方法です。
名付けて「買って合わなかったら売る作戦」です。
この作戦の良い所はHHKBを気に入った場合はそのまま使い続けられるという点です。
そして、万が一合わなくても、HHKBは人気があるので意外と高く売れます。
配列や印字、カラーによって変動はありますが、1か月使用のProfessional HYBRID Type-Sなら3万円での売却も狙えます。
2023年12月の情報です
実際にはヤフオクやメルカリには10%の手数料と送料を支払う必要がありますが、それでも65%近くは帰ってくるのです。
後は次のキーボードを試すための資金に充てるのも良し、他の物を買うのも良しです。
ちなみに、この作戦は僕も実際に使っていた方法です。
HHKBを愛用している僕もリアルフォースとHHKBを購入して、2つを並べて打鍵感が好みの方を愛用キーボードにしました。
その後にリアルフォースは売却しましたが、ほぼ新品だったために購入時の7割ぐらいの価格で売却しました。
2つのキーボードで迷っているなら実際に買ってみて、一番気に入ったもの以外を売却するのも悪くないと思います。
個人売買サイトなら6~7割ぐらいで売却できる
レンタルしてみる
2つ目はレンタルしてみるという方法です。
レンタルは大抵の場合、新品で購入して売却するよりも安い金額で試せるのがメリットです。
期間はサービスによっても変わりますが、10日以上は試せるので自分との相性をしっかり見極められます。
ただし、HHKBが自分に合うと判明した際には追加で購入する必要があります。
「ちょっと打鍵感を試してみたいな~」程度の気持ちや、「HHKBは気になるけどあまり自信は無い」という方の場合はレンタルで試してみるのがおすすめです。
HHKBならレンタルできるサイトもある
このように、レンタルも買って合わなかったら売却作戦も一長一短があります。
「HHKBを使いこなす自信がある」方は買って合わなかったら売る作戦、「少し使ってみたい」と思っている方の場合はレンタルという選択肢が合っていると思います。
迷っている暇があればさっさと試してみたほうが時間の短縮になります。
特にHHKBは仕事道具として購入する方がほとんどだと思いますので、何時間も考えてるなら試してしまった方が有効に時間が使えると思います。
僕も「早く買っておけばよかった」となるか、「やっぱり辞めておけばよかった」となるかは分かりません。
しかし、万が一相性が良くなかった場合も「HHKBとの相性は良くなかった」というのが明確になるだけでも価値はあると思います。
学生ならともかく、社会人の方はネットの情報だけで何時間も悩み続けるのはモッタイナイので、一度試してみるのが良いと思います。
時間も貴重な財産
今回はHHKBの失敗を防ぐ方法としてレンタルか買って合わなければ売る作戦を紹介しました。
「HHKBでの失敗を無くすためには使ってみるしかない」と何とも矛盾を感じる部分もありますが、キーボードが触覚で楽しむ道具であるゆえに仕方がない部分でもあります。
しかし、今回紹介した方法ならば金銭的な負担を最小限にしつつも、確実にHHKBとの相性を確かめられます。
「時は金なり」ということわざがあるように、お金と共に時間も貴重な財産です。
ネットの情報だけで延々と悩んでいるのであれば、確実なこれらの方法を試してみるのも良いと思います。
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実はHHKBには販売元であるPFU以外が販売・発送している非正規販売品があります。
非正規販売品でも大丈夫ですが価格が通常より高い場合があるのと、予想外のトラブルの可能性もあります。
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ただし、楽天のリンクは仕様上正規販売品を選んで頂く必要があります
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>>>HHKBはどこで買う?納期はどれくらい?3回購入したので解説!
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