
HHKBは横から見ると厚みがあるのでパームレストが必要です。

パームレストが無いとHHKBを使うことで得られる疲労軽減効果が半減してしまいます。
>>>パームレストがいらないってマジ?疲労軽減効果やミス率を実験!

そこで、HHKBに良さそうなパームレストを調べていると気になるのが分離式でしょう。
一般的なパームレストは棒型が多いですが、HHKBには分離式を合わせている方も多いので「どちらを選ぼうか?」と考えている方も多いと思います。
僕もHHKBに分離式パームレストを合わせる時があるので、メリットは普通にあります。
しかし、HHKBを選ぶ方全員におすすめできるわけではありません。使い方によっては普通に棒型の方が良い場合もあります。
今回はHHKBに分離式パームレストを選ぶべき方の特徴、おすすめアイテムを2種類解説していきます。
こんな方に向けて書いています
- HHKBに分離式パームレストを検討している方
- おすすめの分離式パームレストが気になる方

省スペース重視なら分離式
さて、全員にHHKBと分離式パームレストの組み合わせがおすすめ出来る訳では無いと説明しました。
ではどのような人に分離式パームレストがおすすめ出来るのでしょうか?
最初に結論から言いますと、スペース削減を重視している方はおすすめです。
特に
持ち運ぶなら絶対に分離式!
だと考えています。
ご覧の通り、テンキーレスサイズの棒状パームレストと比較しても非常にコンパクトです。おまけに分離しているので小さくまとめられます。


これによって、キーボードとパームレストをどかして机の上で筆記作業をする場合にも、パームレストの置き場所に困ることはありません。
加えて、分離式のコンパクトさはHHKBを持ち運ぶ際にも役立ちます。
HHKBはギリギリ持ち運べるサイズ感で、外出する際にノートパソコンと一緒に持ち運ぶことでいつでもお気に入りキーボードで作業できます。


しかし、HHKBにはパームレストが無いと疲れるので、パームレストも持ち運ぶことになります。
HHKBを持ち運ぶとまあまあリュックを占有するのですが、棒型のパームレストを入れるとさらにリュックが圧迫されます。
そこで、役に立つのがコンパクトな分離式パームレストです。
片方だと手のひらサイズに収まるので、リュックをほとんど圧迫しません。

このように、分離式はコンパクトさにおいて右に出る物は存在せず、手軽に持ち運べるのでHHKBを持ち運ぶ際に相性が良いのです。

恐らく、ここまでみて頂けた方は「え、分離式パームレストを選びたい!」と思って頂けたかもしれません。
しかし、コンパクトさとトレードオフで「棒状に比べて安定感や使用感は劣る」というデメリットもあります。
コンパクトであるがゆえにパームレスト自体の重量が確保できず、横に力が加わった際に動いてしまうのです。

対して棒型のパームレストは基本的にずれることが無く、どんだに激しくタイピングしても安定しています。
そのため、パームレストやキーボードを置きっぱなしで、動かす頻度が少ない場合は棒状のパームレストを選ぶことをおすすめします。
実は僕も家でHHKBを使う際には普通のパームレストを使用しています。


やっぱり家で使用する場合には安定感がある棒型の方が信頼できるんですよね。
HHKBを持ち運ばず、スペースも許せるなら普通に棒状を買う方が個人的にはおすすめです。
まとめると、分離式パームレストはコンパクトさが最大の魅力であり、HHKBを持ち運ぶなら脳死で分離式を選ぶべきだと思っています。
しかし、持ち運ばずスペースに余裕がある場合は普通に棒状パームレストを選ぶべきというのが結論です。
持ち運ぶなら圧倒的に分離式パームレスト
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おすすめの分離パームレストを紹介

次にHHKBにおすすめの分離式パームレストを2種類解説していきます。
今回紹介するのは以下の2つで、両方とも実際に自分で購入して3か月以上の使用歴があります。
- Side3 セパレート型パームレスト
- バード電子 セパレート型パームレスト
1つ目は社外品、2つ目は純正品で多くの人が「どちらを選べば良いのか?」と悩む2種類だと思います。
両方使っていたので両方の違いや素晴らしさは良く感じ取っているつもりです。

ということで、おすすめ2種類とその中からポイントになる部分を解説していきます。
Side3 セパレート型パームレスト

最初に紹介するのはSide3の分離式パームレストで、社外品から選ぶ場合は最もおすすめできるパームレストです。
この商品のAmazonページでも使用例としてHHKBが出ているので、社外品でありながらHHKBを意識している商品であることはすぐに分かります。
このSide3の分離パームレストを選ぶメリットは圧倒的なコスパです
なんと言っても2千5百円前後で購入できるので、かなり手を出しやすいと言っても良いでしょう。

しかし、HHKBを意識されていると言ってもHHKBに最適化されている訳では無く、パームレストの厚みはベストとは言えないです。
もちろん個人差はある部分ですが、理想(純正)よりも3~5mm高いので微妙にしっくりこないんですよね。

また、安定性も低く力を均等にかけないと滑り止め用の足が浮いてパームレストも動きます。
このように、値段の代わりに惜しい部分もあるのがSide3の分離パームレストです。
とはいっても、この価格は魅力的てコストパフォーマンスは非常に高いです。
厚みはSide3しか使っていないなら「まあ、こんなもんか」と普通に使えますし、安定性も許容範囲内ではあります。

パームレストが無いよりは遙かに良いので、予算が限られている場合は十分に満足できる商品です。
バード電子 セパレート型パームレスト

次に紹介するのがHHKB純正であるバード電子のセパレート型パームレストです。
このパームレストはHHKB純正なので、HHKBにドンピシャの厚みが採用されています。
厚みは使用するゴム足によって17.5mmと15.5mmから選べるようになっており、しっくりする方を選べます。

ちなみに僕はHHKBに吸振マットを装着しているので、厚みがある17.5mmの方を使用しています。
HHKBで使う事のみを想定しているからこそ0.5mm単位まで詰められており、それが使いやすさへとつながるのです。
僕も先ほど紹介したSide3から乗り換えた際には、フィット感が格別で「最初からこっちを買うべきだった!」と思ってしまいました。

また、”仕上げの質”も非常に高いです。
僕が持っているSide3とバード電子の分離パームレストは同じウォールナット材という天然木が使われているのですが、表面の仕上げが全く違います。
Side3はザラザラでしたが、バード電子の物はツルツルで非常に肌さわりが良く気持ち良いのです。
他の部分も加工についてもバード電子製の方が細かく行われている印象がありました。

加えて、Side3のパームレストよりも横幅が1センチほど広く、滑り止めも強力なので安定性は結構高いです。
もちろん棒状パームレストには敵いませんが、タイピングぐらいなら動く可能性は低いですね。

このように、実際に比べるとHHKB専用品として作られたバード電子製の良さが非常に分かります。
「HHKBと一緒にパームレストも最高の物が欲しい」と思うのならバード電子製を選ぶと後悔しないと思います。

しかし、難点もあります。
パームレスト自体は良いのですが、価格が凄ーく高価で在庫切れが多いのが問題です。
バード電子製の分離パームレストの価格は5千円代前半と非常に高価です。
何を隠そう僕も最初に「5千円とか高いわ!」とか思って、半額のSide3の分割パームレストを選びました(笑)
それに加えて、品切れになっている場合も多く「そもそも買えないことがある」のです。
まあ、職人さんのハンドメイドで細部の質も非常に高いので、仕方ない部分ではありますけどね。

完璧か?コスパか?
今回はHHKBに合わせるパームレストを紹介してきました。
まず、HHKBを持ち運ぶなら圧倒的にコンパクトな分離式がおすすめですし、逆にスペースに余裕があって持ち運ばない方なら棒状をおすすめします。
そして、分離パームレストを選ぶとしても悩むのがSide3製かバード電子製のどちらを選ぶか、という部分です。
まとめるとコスパ重視ならSide3ですし、最大の疲労軽減効果を受けたいならバード電子製です。
両方使った印象としてきちんと棲み分けされているので、どちらを重視するかで選びましょう!
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