高級キーボードは厚みがあるのでリストレストが効果を発揮します。
それはMajestouchシリーズもそうですし、他のキーボードにも言えることです。
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そして、良い感じのリストレストを探していると一度は目に入ってくるのがMajestouchシリーズを発売しているFILCOが出している”マカロン”です。
このパームレストで最も惹かれるであろう部分が価格です
他のリストレストは3千円くらいの価格が付いているのに対して、マカロンは2千円程で売られています。
そして、価格以外にもフワフワした素材のリストレストは意外と少なく貴重な存在です。
僕は”マカロン”リストレストを謎に3本所持しており、他のリストレストも含めると5万円分くらい購入しています。
ということで、今回はFILCOが出しているMajestouch リストレスト”マカロン”の魅力をレビューしていきます。
こんな方に向けて書いています
- FILCOマカロンを検討している方
FILCO”マカロン”をレビュー
それでは、FILCOのリストレスト”マカロン”をレビューしていきます。
マカロンの表面は東レ製の”ウルトラスエード”という繊維が使われており、フワフワしたした感触が特徴です。
ちなみにウルトラスエードはパッケージにサンプルが貼られているので、店頭の場合は肌触りを試すことが可能です。
ちなみに、リストレストのカラーによって、このサンプルの色も変化します。
実際の発色も目で見て試せるので、色にこだわる方は店頭で探してみても良いと思います。
底面には滑り止めシートが全面に貼られており、絶大なグリップ力を発揮してくれます。
そして、ウルトラスエードと滑り止めシートの間にはクッション材としてポリウレタンフォームが挟まれている3層構造です。
ポリウレタンフォームはマットレスのような反発力でフカフカの感触が好きな方は気に入ると思います。
このようにポリウレタンが間にサンドイッチされているため、柔らかい肌触りを実現しているのです。
FILCO”マカロン”の特徴
それでは、次にFILCO”マカロン”の使用感について解説していきます。
このFILCOのマカロンはメリットが4つと多いですが、デメリットもあります。
- リストレストの中では安価
- 珍しいフワフワタイプ
- 滑り止めが非常に強力
- 圧倒的なバリエーション
- 耐用年数は低め
これらを詳しく解説していきます。
リストレストの中では安価
1つ目はリストレストの中では安価というメリットですね。
安価なので「リストレストを試してみたい」という方も手軽に購入できます。
リストレストって正直使って使ってみないと使用感は分かりませんし、使用感が分からない物に対して「高い価格の物を買おう」となかなか思いにくいでしょう。
しかし、二千円前後という価格は「まあ、失敗してもいいや」と許容できると思います。
そして、安価な割にはMADE IN JAPANで作りも良いですね。
僕が所持している3本とも、安価な布製品にありがちな繊維のほつれなどの細かい粗は見当たりませんでした。
やっぱりFILCOのブランドで出していることもあり、品質はしっかりしていると言えますね。
安価な割に質が良くリストレストのお試しに丁度良い
珍しいフワフワタイプ
2つ目は珍しいフワフワタイプという点ですね。
リストレストにはいろいろな素材がありますが意外とマカロンのような低反発素材が使われている物は少ないです。
そこで、「フワフワでフカフカな柔らかいリストレストが欲しい！」という方にとっては、選択肢が自動的にマカロンになるのです。
フワフワタイプのリストレストが欲しい方はマカロンになる
滑り止めが非常に強力
3つ目は滑り止めが非常に強力という点ですね。
先ほど裏側に滑り止めマットが付いていると解説しましたが、この滑り止めが非常に強力なのです。
そしてこの滑り止めは「手首を置いた際に強力なグリップ力を発揮する」という特徴があります
実はリストレストをただ単に机に置いた状態で横に力を加えても普通に滑るのです。
しかし、手首を置いた状態で横に力を加えるとびくともしません。
リストレストは基本的に手首を乗せて使うので、使わない場合は強力なグリップ力が邪魔にならないようになっているのです。
腕を置いた際には強力なグリップ力を発揮する
圧倒的なバリエーション
最後のメリットは圧倒的なバリエーションです。
キーボードにはいろいろなサイズがあり、それに適合したリストレストを選ぶ必要があります。
マカロンにはLサイズ、Mサイズ、Sサイズ、2分割式があります。
フルサイズはLサイズ、テンキーレスサイズはMサイズ、コンパクトサイズはSサイズを選ぶようにしましょう。
▼Mサイズ▼
▼Sサイズ▼
2分割式は左右分割式キーボードを使う際に選びます。
そして、薄型キーボード用の薄型タイプもあります。
一般的なキーボードには17mmの厚型タイプが最適なのですが、薄型キーボード用に12mmの薄型タイプがあります。
基本的には厚型である17mmで大丈夫ですが、ロープロファイルモデルと言われているG913TKLやMajestouch stingrayなどの薄型キーボードは薄型である12mmの物を選ぶことをおすすめします。
さらに、これらのバリエーションにアッシュ(青)、シナモン(黄)、パパイヤ(オレンジ)、フォレスト(深緑)、レイニー(青)の6種類のカラーから選べます。
2分割式の物はカラーによって在庫切れしている物もありますが、全部で48種類から選べるということになります。
バリエーションが多くどんなキーボードとも相性が良い
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耐用年数は低め
今まではメリットをお伝えしましたが、もちろん(?)デメリットもあります。
服やカバンなどの繊維素材でできている物は使っていると劣化していきます。
それは、リストレストも例外では無く使っているとだんだんと汚れてきます。
それに、マカロンの場合は表面に使われているウルトラスエード部分が数年で劣化してくるというレビューが散見されます。
リストレストでも木製の物は少なくても十年以上は使えるので、木製のものと比較すると耐久性は低いと言わざるを得ません。
トータルで見た際には少し高価な木製リストレストの方が安く済む可能性の方が高いです。
まあ、数年で劣化してくるのはマカロンに限らず他の繊維系リストレストも同様なので、柔らかいリストレストは消耗品として考えておきましょう。
数年で劣化するので消耗品と考えておく
以上がFILCOのリストレストマカロンの特徴でした。
耐用年数が低いというデメリットはありますが”消耗品”と割り切れた場合はオススメの選択肢です。
FILCO ”マカロン”が向いてる方
以上の特徴からFILCOのマカロンが向いている方は以下のような特徴がある方ですね。
マカロンで幸せになる方
- お手頃価格のリストレストが欲しい方
- フワフワでクッション性がある物が欲しい方
マカロンほど安価で品質が良いリストレストはなかなか無いですし、フワフワでクッション性が高いものもマカロンくらいです。
これらに当てはまる方の場合は耐久性が数年であるということを加味してもおすすめできます。
それに、バリエーションやカラーが圧倒的に多く、どんなキーボードを使っていても適合するものが見つかる汎用性の高さもおすすめの理由です。
厚み、サイズ、色はリンク先で選べます
左右分割式はコチラです。なお色や厚みはリンク先で選べます
信頼のFILCOリストレスト
今回はFILCOのMajestochブランドから出ているリストレスト”マカロン”をレビューしてきました。
マカロンはバリエーションが非常に多く、安価な上に質も良いので色々あるパームレストのなかでもトップクラスにおすすめできます。
特にフワフワのフカフカタイプのリストレストはほとんどないので、柔らかい肌触りが好きな方はほとんど一択になると思います。
耐久性は劣りますが布製品の宿命でもありますので、”消耗品”として割り切りましょう。
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