HHKBは非常に高価なキーボードであることはご存知だと思います。
特に持ち運ぶことを想定している方が選ぶType-Sは3万7千円という価格なので、できるだけ傷を付けずに使い続けたいですよね。
実際、僕がHHKBを2年半ケースに入れず持ち運んでいるのですが、だんだん細かい傷が付いてしまうのです。
そんな傷を守る際に候補になるのがスマートケース2です。
スマートケース2はHHKBの公式オプションを出しているバード電子の中では比較的手が届きやすい価格です。
今回はそんなHHKB用のスマートケース2のレビューしていきます。
こんな方に向けて書いています
- HHKBの持ち運びを考えている方
- HHKBスマートケース2を検討している方
HHKBスマートケース2のレビュー
それは、HHKBスマートケース2のレビューをしていきます。
スマートケース2はジャージ生地ですが厚みがあります。カバンの中で他の物がぶつかるぐらいであれば十分に守れる厚みです。
タグに”HHKB”と書かれており、HHKBの公式オプション品である証ですね。
外側は黒色ですが内側はグレー色です。
蓋はマジックテープで止めるようになっています。
スマートケースの初代は蓋が無く落としてしまう可能性もあるので、確実に保持してくれる蓋が付いているのが良いですね。
ちなみに、蓋側のマジックテープの土台は硬い素材になっており、小学生の交通安全帽に付いてるツバの土台みたいな感じです。
被せるタイプの蓋の場合は使っていると端の方が丸まってくることがありますが、スマートケース2の場合は硬質素材のおかげでそれを防いでくれるのです。
ちなみに、バード電子の製品は高いですがその分品質は高く、スマートケース2においても縫製がキレイです。
変に紐がほつれている部分も無く、先ほど紹介したマジックテープを止めている縫い目も非常にきれいです。
僕はやんごとなき理由でスマートケース2を2つ持っていますが、両方とも縫製が綺麗なのでこれは個体差とかでは無く、バード電子の品質管理がしっかりしているのだと思います。
実際にキーボードを入れてみてもHHKB専用品であるがゆえにピッタリです。
このスマートケース2は伸縮性があり、キーボードルーフや吸振マットを装着して少し厚くなっていても収納可能です。
蓋を閉めるとポーチのような雰囲気になります。
個人的に好きなポイントは蓋を閉めた際に上側の角が尖るようなデザインになる部分です。
これによって蓋を閉めた際にシャープでスタイリッシュな印象のスタイルになります。
全体的に生地や縫製など質の高さが見受けられ、「さすが純正品だな」というのが僕の感想ですね。
スマートケース2の特徴
それでは、次にスマートケースの特徴について解説していきます。
- 小傷から防げる
- 価格が”比較的”安い
- かさばらない
- 出し入れが面倒
- HHKB Studioには使えない
小傷から防げる
1つ目はなんと言っても小傷から防げるということです。
カバンの中に充電器やUSBケーブルを入れている方も多いと思われますが、端子部分は金属なのでカバンの中でHHKBにキズを付けてしまう場合があります。
このスマートケース2に入れて持ち運ぶことによって、それらの細かいキズを防いでくれます。
持ち運び中の防御力はかなりアップすると言っても良いでしょう。
しかし、このケースは小傷から守るためであって、落下の衝撃に耐えられるものではありません。
多少は衝撃を吸収してくれると思いますが、目立つ凹みが出来てしまう可能性が高いです。
カバンの中で付く小さな傷からHHKBを守れる
価格が”比較的”安い
2つ目は価格が”比較的”安いということですね。
HHKBの公式オプション品は基本的に高く、同じような社外品と比較すると割高感があるのも事実です。
その分品質や付加価値があるのは事実ですが、「これにこの価格か、、、」となるのは間違いないです。
しかし、スマートケース2は三千円弱ですし、同じような社外品と比べても数百円の違いでしかありません。
その割に純正品は日本製ですし縫製の品質も非常に高いので、ブランド料だけでは無いことが分かります。
HHKBと同様に長く使い続けることを考えると縫製の品質が高い純正品を選んだ方がトータルでは安くなると思います。
社外品と数百円しか変わらず、品質を考えるとコスパが良い
かさばらない
3つ目の特徴は他の物と比較してかさばりにくいという点です。
HHKBのスマートケース2はHHKBにピッタリサイズであるがゆえに無駄にスペースを取りません。
汎用品は言わずもがなですが、HHKB専用品でも防御力が高いものは”着ぶくれ”して場所を取ってしまいます。
落下には耐えられませんが、小傷から守る用途なら十分です。
できるだけコンパクトにしたいならスマートケース2がおすすめです
HHKB専用なのでかさばりにくい
出し入れが面倒
スマートケース2は確かにHHKBにピッタリですが、出し入れするのが面倒という面もあります。
これは、ただ単にHHKBを使う際に「ケースから取り出す」とか「ケースに収納する」という手間が増えるのはもちろんですが、ケースに入れにくいという問題もあるのです。
キーボードルーフを付けないとHHKBを入れる際にキーが引っかかって面倒なんですよね。
一度慣れてしまえばどうってことないのですが、最初はケースに入れるのに手間取ると思います。
出し入れは慣れるまで面倒
Studioには使えない
このスマートケース2はHHKB Professionalシリーズ専用です。
トラックポイントが付いているHHKB Studioは収納できないので注意してください。
Professionalシリーズは現行モデルだとClassic、HYBRID、HYBRID Type-Sのことですね。
ちなみにProfessionalシリーズならBTやProfessional2などの昔の物にも使えます。
HHKB Studioには使えない
以上がHHKBのスマートケース2の特徴でした。
スマートケース2がおすすめの方
これらの特徴を踏まえてHHKBスマートケース2をおすすめ出来る方の特徴を解説していきます。
HHKBを持ち運ぶ際に傷つけたくない方
です。
さすがに落下には対応できませんが、カバンの中で付く細かい傷に関しては大体防げます。
それに同じような社外品と比較しても価格の差は大きくありません。
HHKBは長持ちしますしそれに伴ってケースも長期間使うことになると思います。
長期的に考えると質の良い縫製である純正の方が結果的長持ちする可能性が高いです。
数百円の違いなので純正のケースを購入しておくことをおすすめします。
Amazonでは「HHKB ケース」と検索してもなぜか純正品が見つかりにくいですが、このリンクから飛んで頂けたら純正品を購入できます。
楽天の場合は仕様上自分で探して頂く必要がある場合があります
傷が嫌ならケースを使おう
今回はHHKBのスマートケース2をレビューしました。
スマートケースはカバンの中で付くことが多い細かな傷を防止してくれますし、ピッタリサイズなのでコンパクトです。
「HHKBを持ち運んで使うけど傷が嫌」という方はスマートケース2を使うことをおすすめします。
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