
ノートパソコンは持ち運びが可能なようにコンパクトになっていますが、それゆえに”画面が低い”という特徴もあります。
画面が低いと下を見下ろす必要がありますが、ずっと見下ろしていると慢性的な肩こりや首こりに発展します。
そこで、画面の位置を高くして自然な姿勢で作業をするためにノートパソコンスタンドを検討している方もいると思います。

実際、ノートパソコンスタンドで慢性的だった肩こりや首こりがほとんど起こらなくなりました。

しかし、すでにブックスタンドがある方にとっては「それをそのままノートパソコンスタンドとして代用できないか?」と思ったことでしょう。

今回はブックスタンドはノートパソコンを乗せるために使えるのか?という疑問と代用する際のポイントを解説していこうと思います。
こんな方に向けて書いています
- ブックススタンドをスタンドとして使いたい方

ブックスタンドでも代用可能
結論から言いますと、ほとんどのブックスタンドはノートパソコンでも使えます。


実際に僕は1年ほどブックスタンドにノートパソコンを置いて作業をしていた時期がありました。
本来の使用用途とは違うとはいえ、肩こりや首こりの疲労軽減効果はしっかりと受けられました。
現在使用しているちゃんとしたノートパソコンスタンドと比較しても遜色がない効果を発揮してくれます。
ブックスタンドを使用する以前は肩や首の凝りがひどかったのですが、使い始めてから首への負担が大幅に軽減されてほとんど凝らないようになりました。
おかげで作業に集中できるようになり、より効率的に作業が進むようになりました。

もし、すでにブックスタンドをすでに持っている方は取り合えずノートパソコンを置いて試してみるのも良いと思います。
ブックスタンドでも効果はちゃんと受けられる
ブックスタンドで代用するためのポイント
しかし、ブックスタンドにノートパソコンを置く際にはいくつかのポイントがあります。
- 画面を目線に合わせる
- 外付けキーボードを使う
- パームレストを使う
これはブックスタンドだけでは無くノートパソコンスタンドに言えることですが、これらのポイントに注意しておくとより効果を高められます。
画面を目線に合わせる
1つ目は画面を目線と同じ高さに合わせることです。
イメージ的にはデスクトップパソコンのモニターの位置を想像してもらったら良いと思います。

ただし、ブックスタンドの調節機構の関係で高さが足りない場合は、画面が最大の高さになる位置で大丈夫です。
画面の位置と自然にした目線の位置を合わせよう
外付けキーボードを取り付ける
2つ目は外付けキーボードを取り付けることです。
ノートパソコンをブックスタンドに置くとキーボードの面が斜めになってしまいます。
キーボードが斜めになると下の画像のように手首を曲げる必要があり、手首に負担がかかりますので好ましくありません。

実際にキーボードに角度があると手首に負担がかかって効率が悪くなることが研究結果で出ています。
そこで、外付けキーボードを取り付けるのです。

そして、テキトーに外付けキーボードを選ぶも良いですが、キーボードにこだわってみても良いでしょう。
僕は1日にたくさんのタイピングをするのでキーボードにもこだわっており、3万7千円のHHKBというキーボードを使用しています。


他にも高級キーボードは色々ありますが、豊富な機能、指の疲労を軽減、”気持ち良い打鍵感”という魅力もあります。
打鍵感が良いとモチベーションが上がるので「よし!やるか!」と始めるきっかけにもなりますので、価格以上の恩恵を受けています。

このように、キーボードにこだわることでさらに効率を上げられます。
高級キーボードの魅力については別の記事で詳しく解説しているので、「3万7千円の高級キーボードって正気なのか?!」と思った際には是非ともみて頂きたいです。
>>>高いキーボードってそんなに変わる?高級キーボードの違いや必要性を解説!
どうせ外付けするならキーボードにこだわってみよう!
パームレストを使う
3つ目はパームレストを使用するということです。

外付けキーボードを使用する際には同時にパームレストも使用することをおすすめします。
イメージ的にはキーボードの前に置く手首置き場のようなものですね。

ノートパソコンの場合は大丈夫ですが、外付けキーボードの場合は本体の高さがあるのでその分手首を浮かせる必要があります。

僕が使用しているHHKBの場合は高い位置だと4センチほどありますし、他のキーボードも同様に本体に厚みがあります。
手首を浮かせてタイピングをすると手首や腕がすぐに疲れてしまいますので、長時間の作業は難しいです。
スタンドを使用することで肩や首の疲労は軽減できますが手首の疲労は関係ないんですよね。
しかし、パームレストを使用することで浮かせていた際に感じていた疲労がほとんどなくなり、驚くほど快適になるのでぜひとも導入しておきたいアイテムです。

実際にパームレストの効果を実験してみた記事があるので、そちらをご覧ください。
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パームレストがいらないってマジ?疲労軽減効果やミス率を実験!
Do you beliebe in religion of palmrest? パソコンが普及しきった現代の日本において、キーボードを触ったことが無い人はほとんどいないと言っても良 ...
また、パームレストは家にあるタオルで代用することも可能です。

タオルなら気軽に試せるとおもいますので、今すぐ試してみることをおすすめします!

>>>パームレストを”今すぐ”代用しよう!どの家にもある「」を使います。
パームレストを使うと手首への疲も90%以上カットできる
このように、ブックスタンドを導入することで肩や首を、キーボードにこだわることで指の疲労を軽減でき、パームレストは手首と腕の疲労を軽減してくれます。

ブックスタンドの他にもいろいろな効率化アイテムがあるので、一緒に導入してみるのはどうでしょうか?
ノートパソコンスタンドには勝てない

ブックスタンドは肩や首の疲労軽減効果があると解説しましたが、やっぱり専用のノートパソコンスタンドには勝てません。
僕が「やっぱりノートパソコンスタンドは便利だな」と感じたのは以下の2つが挙げられます。
- ポジション調整の範囲が広い
- キーボードを収納できる
物にもよりますがノートパソコンを乗せて使うことを前提とされているのでその分高機能です。
ポジション調整の範囲が広い
1つ目はポジション調整の範囲が広いという点です。
例えば僕が以前使用していたブックスタンドは高さ調節が出来なかったので、画面の高さが不十分でした。
他にも画面の角度にも制限があったので、自分好みの画面の角度にすることができないなど自由度は狭い印象でした。

しかし、ノートパソコンスタンドは「ノートパソコンの画面を上げる」という目的で作られているので、ブックスタンドよりも高さの範囲や角度も広いです。
ブックスタンドより圧倒的に動かせる範囲が広いので、より良い姿勢で作業できます。
調整できる範囲が広いのでより使いやすいポジションにできる
キーボードを収納できる
2つ目の優れている点はキーボードを収納できるという点です。

普段ノートパソコンで作業をする際には机に置いてタイピングしていると思いますが、時にはキーボードを使わずに紙とペンで作業をすることもあると思います。
しかし、資料を開きながら紙に記入していると机のスペースを結構取るので、使っていないキーボードが邪魔に感じる部分もあると思います。
そんな時はキーボードをノートパソコンスタンドの下に収納できる物もあるので、キーボードを使わないときに邪魔になりにくいというメリットがあります。

キーボードを使わないときに収納できるので便利
以上のようにブックスタンドの代わりに使えると言っても、専用に作られているノートパソコンスタンドの方が高機能であることは間違いありません。
それに、ノートパソコンスタンドはブックスタンドと同じような価格で購入できるので、わざわざブックスタンドを選ぶメリットはありません。

そのため、「今からノートパソコンを置くためにブックスタンドを購入しよう!」という方は、素直にノートパソコンスタンドを購入するのがおすすめです。
ブックスタンドで代用はできる
今回はブックスタンドはノートパソコンスタンドの代用として使うことが可能ということ、その際のポイントを解説しました。
ブックスタンドは肩や首の疲労軽減にはノートパソコンスタンドと遜色が無い効果があるものの、その他の機能性においては劣る面もあります。
「家にブックスタンドがあるし、とりあえず試してみたい」という場合は十分だと思いますが、「これからスタンドを導入しよう!」という場合は最初からスタンドを購入する方がおすすめです。
あなたもノートパソコンスタンドを導入して肩こりや首こりとはおさらばしませんか?
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