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おすすめのキー荷重は45gです!その理由とおすすめのキーボードを解説!

キーボード キー荷重 おすすめ 

キーボードを選ぶ際においてキー荷重は指への負担を決める重要な要因です。

メカニカル式や静電容量無接点式の高級キーボードはキー荷重が公表されており、様々なバリエーションがあります。

しかし、バリエーションがたくさんあると「どのキー荷重を選んだら良いのか?」と迷う原因にもなると思います。

そうなると「キー荷重がとにかく小さいものを選ぼう!」という思考になりがちですが、実際はそうではありません。

キーボードソムリエ
キーボードソムリエ
過去の僕です(笑)

僕は今まで30万円分以上のキーボードを購入して、様々なキー荷重を試していますが結局45gが最も良いと感じました。

実際に僕は45gのキーボードを愛用しています。

と言うことで、今回はおすすめのキー荷重は45gである理由と、キー荷重が45gのおすすめキーボードを解説します。

こんな方に向けて書いています

  • キーボード選びでキー荷重に迷っている方
  • キー荷重45gの特徴を知りたい方
  • おすすめのキー荷重45gキーボードを知りたい方
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キー荷重が45gがおすすめの理由

キーを押す指

最初にキー荷重は45gが最もおすすめの理由を解説していきます。

僕が45gのキーボードをおすすめする理由は以下の3つあります。

  • 十分に軽い
  • 万人受けする
  • 選択肢が多い

それでは、1つずつ詳しく解説していきます。

45gでも十分軽い

1つ目は45gでも十分に軽く、指への負担軽減効果は十分にあるという点です。

皆さんはキー荷重が45g、30gとか数字だけを聞いて想像できますか?

恐らくほとんどの方は想像しにくいと思います。

 

皆さんが少しでも45gをイメージしやすくするために、僕が以前使用していた千円前後のキーボードのキー荷重を測定します。

安価なフルサイズキーボード 外観

このキーボードのキー荷重を測定してみた結果は53gです。

キーが無いのは誤動作防止のためです。
キーボードソムリエ
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このキー荷重は極端に重くはなく、軽くも無い微妙なラインです。機種によって差はあると思いますが、同じような価格帯の物はこれに近い値でしょう。

そして、45gというのは今回測定したものよりも8g少ないのです。8gというのは500円玉と同じ重量(新500円は8.2g)なのでそこそこ変わってくることは想像できると思います。

 

実際僕は少なくとも毎日5000文字はタイピングしていますし、多いときは1万文字の文章を作成する時があります。

それでも全然疲れませんし、「軽いキーボードに変えよう」と思ったことはありません。

個人差はあると思いますが、45gでも大量のタイピングをする際に特別負担になることはありません。

もちろんそれ以上のタイピングをする方や指の筋肉が衰えている方はこの限りではありませんが、ほとんどの方は30gとか軽量の物を選んでもそこまでメリットは無いのです。

45gは十分に軽いし、一日5千文字程度なら大丈夫

 

ちなみに30gというのはリアルフォースというキーボードで選べるキー荷重です。

もし、リアルフォースの30gと45gで迷っている方は違いと選び方を詳しく解説しています。

万人受けする打鍵感

2つ目は万人受けする打鍵感という点です。

ここで言う打鍵感というのは気持ち良い気持ち良くないではなく、「扱いやすいか?」ということです。

 

ほとんどのキーボードは50g±10gの範囲でキー荷重が設定されています。

そのため、の範囲の物なら普段のキーボードの感覚と近いので慣れやすいですし、タイピングの癖もほとんど変更する必要がありません。

キーボードソムリエ
キーボードソムリエ
この範囲から外れると感覚が結構変わります

先ほども紹介したリアルフォースの30gの物だと「フェザータッチ」という押すというかは「表面を撫でる」ような独特のタイピングに慣れる必要があります。

また、一時期キー荷重が70gの物を使用した際はかなり力を入れる必要があり、こちらも慣れが必用でした。

これらのように極端なキー荷重にすると、好みが分かれたり、なかなか慣れにくかったりします。

 

対して45gだと軽いながらも一般的なキーボードと感触は似ていますし、好き嫌いが出にくいのも特徴です。

45gは万人受けする打鍵感で失敗しにくい

選択肢が多い

3つ目は選択肢が多いという点です。

45gが一般的なキー荷重ということもあり、45gを採用しているキーボードは多いです。

具体的にはメカニカルキーボードの赤軸、静音赤軸、RAZERオプティカルスイッチ、静電容量無接点方式などが挙げられます。

特にメカニカルキーボードは大抵赤軸もラインナップに入っていますので、これで選択肢が大きく広がると言っても過言ではありません。

赤軸が選べるのは大きい
キーボードソムリエ
キーボードソムリエ

選択肢が多いということは、その分色々な特徴を持ったキーボードが選べますので、自分にドンピシャのキーボードが見つかる可能性が高くなります。

例えばゲーム用で購入する方はRAZERがゲーミングキーボードを出していますし、シンプルな物が欲しい場合はメカニカルキーボードの赤軸が選べます。そして、タイピングに特化しており、”変態キーボード”と称されるHHKBというものもあります。

このように、あなたが求めているキーボードが見つかりやすいのが45gなのです。

45gは選択肢が多く欲しい物が見つかりやすい

 

以上がキー荷重が45gの物をおすすめする理由です。

もちろん欲しいキーボードに45gが無い場合はそちらを優先してもらったら良いと思いますが、基本的には45gの物を選ぶと失敗は少ないです。

おすすめの45gの軸

次におすすめの45gキーボードを解説していくのですが、キー荷重が45gであるキーボードはたくさんあります。

そのため、おすすめのキーボードではなく、おすすめの「軸」を解説します。

 

軸はキーボードに搭載されているキースイッチのことで、キー荷重やキーの深さなどの感触を決める部分です。

有名なところで言うと、メカニカルメカニカルキーボードで言う赤軸や青軸などですね。

キーボードソムリエ
キーボードソムリエ
聞いたことある方も多いと思います
メカニカルスイッチ

では、おすすめのキー荷重が45gの軸を解説していきます。

赤軸

マジェスタッチ3 赤軸

1つ目は赤軸です。

キーの押し込まれる部分が赤なので赤軸です。

メカニカルキーボードの軸の中でも青軸や茶軸と肩を並べるほど有名な軸で、キー荷重は45gで「スッ」とクリック感が無いのが特徴です。

 

赤軸は定番なのでほとんどのメカニカルキーボードで選べるようになっており、「このキーボード良いな」と思った際に選べる可能性が高いです。

赤軸が選べるキーボードはビジネスに最適なシンプルな物から、ゲームに特化したゲーミングキーボードがあります。

価格帯も7千円ぐらいから2万円前後と広い価格帯の物があります。

 

このような理由で選択肢が非常に広く、迷った場合は赤軸キーボードを選んでみると後悔はしないと思います。

 

ちなみに、他社が出している赤軸(リニア)タイプの薄型モデルの場合は、薄型になっている影響でキーストロークが短く、50gと若干重くなっている可能性があります。

▼ロジクールG913TKLのリニア(赤軸モデル)▼

G913TKL キーキャップ 取れた

静音赤軸(ピンク軸)

Majestouch MINILA-R Convertible 静音赤軸

2つ目は静音赤軸(通称ピンク軸)です。

赤軸との色の違いがほとんどありませんが、先ほどの赤軸と静音赤軸を並べてみたら少し色が薄いのが分かるかも知れません。

Majestouch MINILA-R Convertible 静音赤軸 赤軸 違い
並べてようやくわかるレベルの違いです(笑)
キーボードソムリエ
キーボードソムリエ

これは先ほどの赤軸を30%静音化して、他人がいる場所でも使えるレベルの静音化を実現しているモデルです。

実は赤軸は音が大きいので、他人がいる場所で使用するのは向きません。

 

中には職場で使いたい方や持ち運びたい方もいると思うので、そのような方に向いていると言えます。

しかし、メカニカルキーボードのメリットである打鍵感が損なわれているという特徴や、選べるキーボードが少ないというデメリットもあるのです。

他の記事で赤軸と静音赤軸を比較している記事があるので、詳しくはそちらをご覧ください。

赤軸 静音赤軸 違い サムネサイズ
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リアルフォース

リアルフォース3種盛り

3つ目は最低でも2万円という高級キーボードのリアルフォースです。

このキーボードは静電容量無接点方式が採用されており、メカニカル式よりも耐久性がかなり高いのが特徴です。

また、打鍵感は「メカニカルキーボードより気持ち良い!」と評価されており、「リアルフォースしか使う気にならない」という根強いファンもいます。

キーボードソムリエ
キーボードソムリエ
つまりメカニカルよりも格上です。

 

また、リアルフォースは静音モデルを選ぶと、静かなオフィスでも余裕で使える静音性ながらも快適な打鍵感が追求されています。

先ほど解説した静音赤軸よりも静音性が高く、さらに犠牲になっていた打鍵感も両立されています。

他にも接続方法の違いやテンキーの有無、カラーリングなど多彩なバリエーションがあるので、自分の用途に合ったものを見つけやすいのも人気の理由ですね。

 

それはキー荷重も同様でリアルフォースは30gと45gと偏荷重(基本的は45gだが小指でタイプする部分は30g)を選べます。

僕は30gと45gの両方を所持しておりますが、30gは打ち心地が独特で好き嫌いが分かれるので基本的には45gをおすすめしています。

詳しい理由や選び方は別の記事で解説してますのでご覧ください。

 

最低でも2万円という高級キーボードですが、「静かなキーボードが良いけど打鍵感は妥協したくない」という方にとっては最適なキーボードです。

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HHKB

HHKB Professional HYBRID Type-S

最後はHHKBです。

これもリアルフォースと同じで静電容量無接点方式で、最低でも2万7千円最高3万7千円の高級キーボードです。

リアルフォースと違う部分はコンパクトサイズかつ45gのみで、「ホームポジションを崩さない」というコンセプトで作られているので配列が独特です。

そのため、HHKBの独特な配列に慣れる必要があるので、使う人を選びますし”変態キーボード”と呼ばれています。

その代わり慣れてしまえばHHKBの操作の方が快適で効率が上がるので「HHKB以外は使いたくない」という風になります。

慣れたら非常に快適です!
キーボードソムリエ
キーボードソムリエ

また、「快感を感じる打鍵感」も大きな特徴です。

同じ静電容量無接点方式でもリアルフォースとは打鍵感が少し変化しており、打鍵感の好みがHHKB派とリアルフォース派と別れている印象があります。

キーボードソムリエ
キーボードソムリエ
両方所持してますが、僕はHHKBを愛用しています。

打鍵感が良いとモチベーションが上がるので、作業のモチベーションが爆上がりします!

この効果には非常に恩恵を受けており、投資としてみても良い買い物だったと思います。

そして、最高級モデルは静音機能が付いており、カフェや職場でも使える静音性があります。そのため、実は最高級モデルが最も人気だそうです。

 

まとめると、HHKBは自分をキーボードに寄せていくというスタンスで癖は有れど、使いこなせたらハマるというのが特徴です。

このような理由からライターやブロガー、プログラマーなどのタイピングをたくさんする方に人気があります。

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45gが最も汎用性が高い

今回はおすすめのキー荷重は45gである理由と、キー荷重が45gのおすすめキーボードを解説しました。

45gは万人受けするキータッチで、赤軸が選べるのがメリットです。

そのため、キー荷重に迷った場合は45gを選ぶのがおすすめなのです。

 

ただし、「自分が欲しいキーボードに45gがない」という場合は別に45gにこだわる必要がありません。

実際には青軸や茶軸は少し重いですので、キー荷重以上に優先したい部分がある場合はそちらを優先する方が絶対に満足度は高まります。

是非とも自分がキーボードに求める優先順位を決めてから選んでいただけると幸いです。

 

当サイトでは他にもキーボード選びに役立つ記事があるので、是非とも参考にしてみて下さい。

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