
リアルフォースシリーズは高級キーボードの代名詞ともいえる存在で、最低でも2万円、最高級モデルで3万6千円という価格が付いています。
安いキーボードだと千円程度で買えてしまうので、その30倍以上と考えると気が引けてしまいます。

「リアルフォースは打鍵感が良い!」とか「疲労を軽減できる」と言われており、僕も実際に良いと思っています。
しかし、最終的に自分に合うか合わないかは、実際に買ってみないと答え合わせが出来ないのが厳しい所です。
リアルフォースシリーズは万人受けするタイプのキーボードなので殆どの方は満足できますが、特定の使い方を考えている場合は後悔します。

しかし、後悔する可能性を出来るだけ下げる方法はあります。
それが、リアルフォースシリーズで後悔する可能性がある使い方を知ることです。
僕はリアルフォースR3とR3S、GX1を所持しており、リアルフォースの特徴は理解しているつもりです。


ということで、今回はリアルフォースR3シリーズのデメリットと後悔する人の特徴を解説します。
こんな方に向けて書いています
- リアルフォースR3やR3Sのデメリットを知りたい方
- リアルフォースR3やR3Sを購入に不安がある方
- リアルフォース購入で後悔したくない方

▼R3とR3Sの違いはコチラ▼
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リアルフォースのデメリット

リアルフォースは万能型のキーボードなので、使用上のデメリットはかなり少ないです。
それでも完璧なキーボードは無いので、4つのデメリットがあります。
- パームレストが必用
- 持ち運びは難しい
- 防水機能は無い
- シンプルに高い
パームレストが必用

1つ目のデメリットはパームレストが必用という点です。
リアルフォースは疲れにくいように作られていますが、その疲労軽減効果を最大限に活かすにはパームレストを使用する必要があります。

というのも、リアルフォースに限らず高級キーボードは、横から見た際の厚みが大きい傾向があります。

パームレストがあると、厚みがあることで生じるデメリットを打ち消すことが可能なのです。
これが無いと手首を浮かせたり、手首の角度を上げたりしながらタイピングする必要があるので、手首が"かなり"疲れます。
それに指の位置が安定しないので、ミスタイプが起きやすくなります。
特に30gのリアルフォースを選ぶ場合は手のひらが触れると勝手に下がってしまうので、30gを選ぶ方は絶対に必要です。
>>>30gと45gの違いを6つ解説!キー荷重はどう選べば良い?
パームレストの効果については実験している記事があるので、そちらをご覧ください。
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パームレストは絶対に必須
持ち運びは厳しい
2つ目は持ち運びが厳しいことです。

まず、大前提としてリアルフォースは据え置きでどっしりと使うことを想定されているキーボードです。
キーボード本体に鉄板が入っており、重量がテンキー無しで1.3 kg、テンキー付で1.6 kgと重量級です。

リアルフォースR3では無線が使えるHybridモデルを選べますが、持ち運ぶ用途には向かないと言えます。
これに関しては実際に持ち運んで試してみた記事があります。持ち運びを考えている方はこれを見てとどまって頂けると幸いです(笑)
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持ち運びするものでは無い
防水機能は無い
3つ目は防水機能は無いという点です。
基本的にキーボードに防水機能は付いておらず、リアルフォースも例外ではありません。
特にリアルフォースは耐久性が高い分、「水をこぼして故障した」という割合が高い印象を受けます。

このように、防水機能が無いので水っ気がある場所はもちろん、近くにマグカップを置くのも避けておくのが無難です。
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リアルフォースR3やR3Sに防水はあるのか?←無いです。
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水っ気がある場所では使わない方が良い
シンプルに高い
最後のデメリットはシンプルに高いという点です。
この記事で何度も言っていることですが、やっぱりリアルフォースは高いです。

最高級モデルに至っては3万7千円ほどなので、キーボードに興味が無い方に値段を言ったら「えぇ、、、」という反応が返ってくることが多いですね(笑)
キーボードなんて千円も出したら安いものを購入できるのでそりゃそうです。
まあ、この記事を見ている方は高くても魅力を感じているから検討をしていると思いますので、正確に言えば「高いうえに使ってみないと分からない部分がデメリット」です。
高いし買わないと使用感が分からない
以上がリアルフォースの4つのデメリットでした。
特に1つ目と2つ目は非常に大事なので、これらのデメリットを考えた上で購入しましょう。
リアルフォースで後悔する方
リアルフォースのデメリットとプラスαの観点から、購入してから後悔する方の特徴を解説していきます。
先ほどの内容に加えて+αも解説していますので、
後悔する方の特徴
- 持ち運びを考えている方
- パームレストを使わない方
- モデル選びを軽く考えている方
- 長期間悩んでやっと購入した方
携帯性を重視する方
1つ目は携帯性を重視する方です。
デメリットの1つ目でも解説しましたが、リアルフォースは据え置きでの使用が前提です。
そんなコンセプトなので、持ち運びには全く向きません。

携帯性を重視するような使い方だとリアルフォースの10分の1ぐらいで折り畳みキーボードや薄型キーボードが購入できます。
もし、「高級キーボードの打鍵感を持ち運びたい!」と考えている場合はHHKBがおすすめです。

HHKBもリアルフォースと同様に静電容量無接点方式が採用されており、打鍵感もリアルフォースと似ています。

コンパクトになっている関係で一部のキー操作が通常のキーボードとは変化しているので、癖のある部分はありますが、それはそれでHHKB独特のメリットになっています。
高級キーボードを選ぶ際にリアルフォースとHHKBで悩むことも多いので、それぞれの違いを解説している記事があります。
気になった方は是非とも参考にしてみて下さい。
>>>リアルフォースR3とHHKBの違いを6個解説!両方持ってるからわかる選び方とは?
HHKBも特別持ち運びに向いているわけではありませんが、現実的に持ち運べるキーボードです。

それでも「リアルフォースを持ち運びながら使いたい」という変態紳士の方は止めません。
携帯性が求められる使い方には向かない。
パームレストを使えない方
2つ目はパームレストを使わない方は「思ったよりも疲れるな、、」と感じる時がそのうち来ると思います。

確かに購入して一週間程度は気持ち良い打鍵感に隠れていますが、使っているとだんだん手首に疲労と言う形で現れてきます。
安価なキーボードは作りは良くないですが、パームレストが無くても何とかなる範囲の厚みなので、パームレストが無い状態で使うリアルフォースよりもトータルでの疲労は少ないことも結構あります。
パームレスト自体は数千円で購入できますので、リアルフォースを購入することを考えたら安いものです。
デメリットも無いので、「宗教上の理由でパームレストを使えない」という方以外は一緒に買っておくのがおすすめです。

しかし、パームレストもいろいろあって、リアルフォースにあうパームレストを選ぶ必要があります。
選び方やオススメのパームレストを解説していますので、詳しくはこちらをご覧ください。
>>>リアルフォースR3にはリストレストが必須!おすすめ商品は?
せかっく高価なリアルフォースを購入するならぱ、その魅力を引き出した状態で使っていきたいものですね。
パームレストが使えないと魅力を活かせない
モデル選びで失敗
3つ目はモデル選びを適当にしてしまうパターンですね。
リアルフォースには様々な人の好みや用途に合うように同じR3でも、キー荷重や色、無線接続の有無など様々なバリエーションから選べるようになっています。
- R3、R3SとGX1
- 有線のみ or Hybridモデル
- キー荷重3種類(30g、45g、偏荷重)
- 静音or非静音
- テンキーの有無
- カラーリング
これ自体はリアルフォースのメリットではありますが、中にはピーキーなモデルもありますのでイメージだけで選ぶのはオススメしません。

迷った場合はリアルフォースR3Hybridの45g静音モデルを選んでおけば失敗はありませんが、この条件を満たすモデルはリアルフォースの中でも最高級です。
必要ない機能を削ると1万円ほど安価で購入できますし、「失敗はしない」のであって「最も合う」という訳ではありません。
45gの静音というのも汎用性が非常に高いからおすすめしていますが、30gのキー荷重が向いている方や非静音の方が満足できる方もいます。

高価なキーボードだからこそモデル選びは色々情報を集めた後に決めるのがおすすめです。
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リアルフォースはモデル選びが非常に大事
長期間悩んだ末に購入した方
最後は長期間悩んだ末に購入した方です。
恐らく長期間悩んだ末に購入した方は「一生懸命我慢した末に、とうとう我慢できずに購入する」というパターンが多いと思います。

このような経過をたどった方はこう思うでしょう。「悩んでないで早く買っておけば良かった」と。
安価なキーボードからリアルフォースに変えると、最初の打鍵で違いが分かります。
疲労を軽減できるのは当然として、何より効果があったのがモチベーションです。
僕がこうしてブログやプログラミング学習を続けられているのは、「キーボードの打鍵感を味わいたいから」という理由が大きいです。

このような理由があるので今まで安価なキーボードを購入してきた方は「さっさとリアルフォースを購入しておけば良かった、、、」と後悔することになるでしょう!
「早く買えば良かった、、、」と後悔する
以上がリアルフォースR3を購入して後悔する方の特徴でした。
1つ目と2つ目に当てはまってしまった場合はリアルフォース以外のキーボードを検討した方がおすすめです。
完璧なキーボードなんてない
今回はリアルフォースのデメリットと後悔する可能性があるパターンを解説してきました。
リアルフォースは基本的に万能型のキーボードでパームレストさえあれば殆どの方は満足できます。
しかし、持ち運ぶ場合や防水性能が必要とされる場面で使用する方にとっては、他のキーボードを選んだ方が幸せになれます。
それ以外はモデルをきちんと選ぶと満足できる買い物になりますし、高いというデメリットも最低でも10年使えることを考えると、投資としても十分に回収できます。
長い間悩んでいる方は、我慢しようとしてもそのうち購入する運命にありますので、購入して「さっさと買っておけば良かった」と早めに後悔すれば良いと思います!
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リアルフォースの購入はコチラ!
リアルフォースはバリエーションがたくさんあるのが魅力ですが、バリエーションがありすぎて通販サイトではお目当てのモデルが見つかりにくいという難点もあります。
そこで、モデル探しやしやすいようにそれぞれのモデルごとにまとめています。
もちろん、Amazonリンクは東プレの正規販売品なので安心してご購入いただけます。
楽天のリンクは仕様上正規販売品を選んで頂く必要があります
リアルフォースGX1はコチラ!
静電容量無接点式でゲームがしたいならGX1一択!
配列とキー荷重はリンク先で選べます
リアルフォースR3はコチラ!
有線接続に加えて無線接続が選べるR3ハイブリッドモデルはコチラです。
テンキーの有無、キー荷重はリンク先で選べます
▼ブラックカラー▼
▼ホワイトカラー▼
リアルフォースR3Sはコチラ!
有線のみであるがスタイリッシュでカッコイイデザインのデザインのR3Sはコチラ!
テンキーの有無、カラー、キー荷重はリンク先で選べます
▼静音モデル▼
▼標準モデル(非静音モデル)▼