リアルフォースR3はデザインパネルキットを使用することで、外観を自分の好きなデザインにすることが可能です。
機能には直接影響はない部分ですが、デザインは意外とモチベーションに影響するものですよね。
今回はデザインパネルキットをリアルフォースR3に装着する作業方法を解説します。
現在デザインパネルキットを検討中の方も、装着した際のイメージが浮かぶと思いますので参考にしてください。
リアルフォースR3Sにデザインパネルキットは使えません
こんな方に向けて書いています
- リアルフォースR3のデザインパネルキットを検討している方
- デザインパネルキットの使い方を知りたい方
R3デザインパネルの内容物
最初にデザインパネルキットの開封からしていきます。
パッケージはシンプルで何も色が付いていないので、質素です。
サイズ感は写真なので伝わりにくいですが、リアルフォースR3のパッケージと同じくらいの大きさです。
開封すると透明パネルが出現します。
全部取り出すとこんな感じです。
内容物としては以下の5つが入っています。
- クリアパネル
- パネルリムーバー
- パネルシート5枚
- テストシート2枚
- 説明書
1つ目のメインであるクリアパネルは保護のために表面にフィルムが貼り付けられています。
使用する際には両面のフィルムを外す必要があります。
2つ目はパネルリムーバーです。
クリアパネルはもとから付いているパネルの代わりに取り付けることになるため、パネルを外す必要があります。
この道具は最初から付いているパネルを取り外すために付いています。
3つ目はパネルシート5枚と4つ目のテストペーパー2枚です。
テストペーパーは名前の通り、きちんと印刷できるかを最初に確認するために使用する紙です。
印刷用の紙は一般的なサイズではないので自分で設定を変更する必要があります。その際に設定を変更出来ているか確認するためにテストペーパーで試し刷りを行います。
5つ目は説明書と保証書です。
このデザインパネルキットは感覚的にすると装着や印刷に失敗しやすい所がありますので、説明書をきちんと読むことをオススメします。
ただし、パネルシートに印刷を行う方法はあまり書かれていませんので、この部分はこの記事で詳しく解説していきます。
あと、一応保証書も付いています。初期不良があった場合は保証を使えます。
パネルの変更方法
次にパネルの変更方法を解説していきます。
と、その前にパネルシートを設定してから印刷する必要があります。
パネルシートの設定
まずはパネルシートを設定する方法から解説していきます。
パネルシートは「リアルフォースコネクト」というリアルフォースの公式が出しているソフトを使います。
そのため、まずはそれをダウンロードする必要があります。
ダウンロードをしたらリアルフォースR3を有線接続してから、リアルフォースコネクトを起動して接続されているリアルフォースR3を選択します。
この時には必ず有線接続でパソコンと接続しておく必要があります。
赤枠の部分をクリックすると、キーボードのイラストが出てきます。
この画面の左にある「設定」をクリックします。
そうすると下の画像のような設定画面が出現しますが、赤枠で囲んでいる部分がデザインに関連する部分です。
しかし、赤枠の中にも「パネル色」と「パネル画像の」2つの項目があります。
パネル色はパネルの色は単色にする場合に使用するのに対して、パネル画像は自分で作成したデザインなどの画像を使用するする際に設定します。
まずはパネルを単色にしてみましょう。
現在は黒色なので、「パネル色」と書かれた文字の隣に黒い四角が映っていますが、カラーを変更すると四角の色が変化します。
もちろん赤の他にも自由に色を指定できます。
変更したい色を選んだら保存をクリックします。そうすると、、、、、
真っ赤になりました(笑)
さすがにこのカラーはドギツすぎるので採用しませんが、単色にしたい場合はこのように変更します。
単色で良い場合は印刷の項目まで飛ばしてください。
では、画像を指定する方法を解説します。
下の画像は再掲ですが、今度はパネル画像の方を見ていきましょう。
パネル画像という文字の横に白い長方形、そして、「編集」と書かれたボタンがあります。このボタンをクリックします。
次に画像の編集画面が出現しますので、写真を選ぶために「選択」をクリックします。
今回はこの模様をパネルにしようと思います。
一見某アニメの某キャラクターの服の色、、、、に見えますが、これはただの市松模様です(笑)
実際に某アニメもこの模様を商標登録しようとしましたが、却下されてしまったようです。
この画像を選択すると下のようになります。
しかし、この画像のすべてを使用するわけでは無く、使用する部分を切り抜く必要があります。
切り抜く部分を選択したら、右下あたりの「保存」をクリックします。
そうすると、設定の画面に戻ってきますので、パネル画像の右に表示されているファイル名を確認して、再度保存をクリックします。
これで、キーボードのイラストの画面に戻っていて、パネルの画像が変わっていると成功です。
ソフト上のパネルの模様がそのまま印刷されますので、変な部分がある場合は修正しましょう。
パネルの印刷
次はいよいよ印刷パートを解説していきます。
印刷もリアルフォースコネクトのキーボードのイラストが表示されている画面上から可能です。
最初に「・・・」>「アクセサリ」>「パネルシートの印刷」と選んでいくと印刷の画面が出現します。
印刷の画面はこのように出てきますが、この状態ではまだ印刷できません。
印刷のプレビューがありますが、紙のサイズがあっていないので見切れてしまっています。
この画面上にも表示されていますが紙のサイズをフルサイズ(テンキーあり)の場合は210mm×508mm、テンキーレスの場合は210mm×419mmに設定しなおす必要があります。
そして、長い紙を使用する関係上プリンターの後ろ側にある紙を使用する設定にする必要があります。
そのため、設定しなおすのは紙のサイズと紙の供給場所ですね。
修正するには、プリンター名の横にある「設定」という部分をクリックします。
これから、用紙サイズの変更方法を解説します、、、、、と言いたいところですが、これから先はプリンターによって変更方法が変わってきます。
一応僕の画面で解説しますので、参考にして頂けたら幸いです。
僕はキャノンの「TS8330」というプリンターを使用していますので、同じような画面が出てきたらラッキーと思って同じように設定してみて下さい。
僕の場合は「出力用紙サイズ」と「給紙方法」を変更します。
5の出力用紙サイズの設定から行います。
現在は「A4」になっていますが、出力用紙サイズを「ユーザー定義用紙」にします。
そうすると、紙のサイズを指定できる画面が出てきます。
単位がミリメートルになっていることを確認してサイズを設定します。無いとは思いますが、幅と長さを間違えないように注意しましょう。
フルサイズ(テンキーあり)の場合は210mm×508mm、テンキーレスの場合は210mm×419mmです。
今回はテンキーレスなので、幅を210mm×長さ419mmにします。
設定が完了したら「OK」を押して前の画面に戻ります。
そうすると、出力用紙サイズが「ユーザー定義用紙」に変化しています。
後は給紙方法を「後ろトイレ」にして「OK」をおして前の画面に戻ります。
印刷のプレビューが正しく表示されているのが分かると思います。
それでは印刷をしていくのですが、その前に注意点が3つあります。
- テストシートで確認する
- ペーパーガイドを合わせる
- 紙の向きに気を付ける
1つ目の注意点は最初はテストシートで確認しておくことです。
▼テストシート▼
プリンターによっては印刷の向きが異なる場合があります。印刷失敗を防ぐためにテストは行っておきましょう。
▼テスト印刷後▼
2つ目はプリンターに付いているペーパーガイドはきちんと合わせておくことです。
下の画像のように隙間があると、テストと本番でずれが発生して失敗の原因になります。
実際に僕もこれを調整し忘れて1回本番を失敗したので、皆さんも確認しておきましょう。
3つ目は本番用の紙には向きがあることです。
パネルシートを近くで見ると必要な分だけを剥がすために切れ込みが入っています。
これは後でまた出てくる画像ですが、このように剥がせるようになっているんですよね。
向きを間違えると完全に失敗ですので、紙の向きを確認してテストで入れたのと同じ方向で紙をセットしましょう。
これでやっと印刷が完了しました。
いよいよ本体への取り付けです。
キーボードへの取り付け
キーボードへ取り付ける前にリアルフォースR3のパネルを取り外します。
パネルはツメで止まっているだけなのでこじったら簡単に外すことが可能で、デザインキットに付属していたパネルリムーバーを使用してパネルを外していきます。
ツメの位置は説明書に記載されているのでそれをご覧ください。
パネルを取り外したらこうなります。
もし、手こずっている場合はパネルの取り方のコツを他の詳しく解説していますので参考にしてみて下さい。
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次に先ほど印刷したパネルシートを剥がしていきます。
パネルシートは薄いので、破らないように慎重に剥がしていきましょう。
剥がした後はふにゃふにゃになります。
この剥がしたパネルシートをパネルを取り外したリアルフォースR3にセットします。
この上からアクリルパネルを重ねて、8カ所の爪をパチンとはめていきます。
全ての爪をはめることが出来たら完成です!
あの真っ黒だったリアルフォースR3が何ということでしょう!某アニメの服みたいな模様になったではありませんか!
このようにかなり印象も変わりますし、イラストが書けたりフォトショップを利用してオリジナルのデザインが作れたらさらに思い入れが深くなると思います。
個性を出したい方におすすめ!
今回はデザインパネルキットをリアルフォースR3の作業方法を解説しました。
実は最初は「デザインが変わるだけかよ」と思ってたのですが、実際にデザインが変わったのを見ると楽しいもんですね。
印刷するまでにリアルフォースコネクトや設定を変更するなど、意外と面倒でしたがオリジナル感は凄く出ます。
今のリアルフォースR3に飽きたらデザインを変更してみても良いのではないでしょうか。
皆さんも一緒にデザインパネルでドレスアップしてみませんか?
また、今回パネルを印刷するために使用したリアルフォースコネクトでは、設定を変更することでさらに自分好みにカスタマイズできます。
簡単に設定できる項目もあるので、ついでにいじってみると良いと思います!
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