
リアルフォースR3は言わずと知れた高級キーボードでタイピングをより快適にしてくれます。
そのため、職場で使用するためにリアルフォースR3を購入して「やる気を高めよう!」とか「仕事の効率を上げよう!」と検討している方も多いと思います。
実際にリアルフォースは業務用キーボードとして採用されていたり、セブンのATMの暗唱番号を打つ部分に採用されています。
しかし、リアルフォースを購入する際にハードルになるのが"モデル選び"です。
同じリアルフォースR3でもたくさんのバリエーションモデルがありますし、さらにはリアルフォースR3Sやゲーム用のGX1という派生モデルがあります。

一番安いモデルを購入すると職場では使いにくかったり、かといって最高級モデルを購入しても全く使わない機能があって無駄になってしまいます。
ということで、今回はリアルフォースR3を職場で使用する場合のモデル選びを解説していきます。
こんな方に向けて書いています
- リアルフォースR3を職場用で検討している方
- リアルフォースR3のモデル選びで迷っている方

職場で使うリアルフォースR3の選び方

職場で使用すると言っても、人によって選ぶべきモデルは変わってきます。
そのため、僕が「職場用に使用するならこのモデルですよ!」と示すことはできず、自分でモデルを選んで頂く必要があります。
職場で使用するリアルフォースのモデルを選ぶには4つのポイントがあります。
- 静音or非静音
- テンキー有り無し
- キー荷重
- 接続方法
モデルを選ぶ際にこの4つの観点を検討する必要があります。
それでは、この4つを詳しく解説していきます。
静音or非静音
1つ目は静音モデルか非静音モデルにするかです。
これは職場で使用する方全員に静音モデルをおすすめします。
静音モデルは非静音モデルよりも2千円程度値段が上がりますが、ここをケチってはいけません。
理由は単純に自分のタイピング音が人に迷惑になるのを防ぐためです。
皆さんは「他人のタイピング音がうるさい」と感じたことはありませんか?それと同じで他の人もあなたのタイピング音がうるさいと感じているかもしれません。
そして、何より色々気にしてしまう方は「自分のタイピング音が他の人に迷惑になっていないだろうか?」と不安になって仕事に集中できなくなってしまいます。
これは僕の実体験で、以前タイピング音がうるさいキーボードを使用していた際にカフェなどで作業をしていても、キーボードがうるさく音が響いてしまって「タイピングを優しくゆっくりとしよう」と無駄なことに脳のリソースを割いていたことや、「他の人がいるから今作業はやめておこうかな、、、」という仕事をやらない言い訳になってしまって作業が全然はかどらなかったという風に、仕事効率の低下という結果に繋がってしまったことがあります。
それなら余計なことを考えなくても良いように静音モデルを購入しておくと、以後タイピング音で困ることはありません。
僕は静音モデルと非静音モデルの両方を所持していますが、静音モデルは色々なキーボードを購入してきた僕にとっても「最高レベルの静音性」と感じましたが、非静音モデルは凄くタイピング音が大きく「これは家以外で使える代物では無いな」というレベルでした。
具体的な使用感については別の記事で静音モデルと非静音モデルを比較していますので、そちらをご覧ください。
>>>リアルフォースの静音は最高レベルで図書館でも大丈夫!?違いを両方持ってる僕が解説!
結論:職場でリアルフォースR3を使用する際には静音が必須!
テンキーの有無
次にテンキーの有無です。
テンキーというのは、キーボードの右側に付いている数字を入力する部分です。

恐らくこの部分を毎日使用している方もいると思います。特に経理の方や数字入力が多い方は使用頻度が高いと思います。
「テンキーを毎日使っているよ!」という方はもちろんテンキーありを選ぶと良いでしょう。
しかし、「無いよりあった方が良いだろう」とか「何となく」という理由でテンキーありを選ぶとデメリットを感じる部分もあります。
テンキーの有無で変わってくるのが値段と横幅です。
1つ目は値段です。
テンキーありとなしでは値段が変化してきます。とはいえ値段の差は千円もありませんですけどね。
リアルフォース自体が2万~3万5千円と考えるとそこまで大きな差ではありません。
そのため、正直値段はそこまで考える必要がありません。
2つ目が横幅の違いです。
テンキーがある場合は当然横幅が大きくなります。リアルフォースR3ではテンキーレスモデルとテンキーありモデルでは8.5cmも横幅が変化してくるのです。
横幅による違いってそこまでイメージできないかもしれませんが、意外と使用感に違いが表れてくるものです。
僕が所持しているリアルフォースR3のテンキーレスモデルとテンキーがあるキーボードを比較してもそこそこの差があるのが分かります。

横幅が大きいと机のスペースを取るだけではなく、ホームポジションからマウスまでの距離が遠くなってしまいます。
スペースを削減することのメリットは机がすっきりしてその分他の物を置ける場所が増えますので、資料を見ながら入力する際に便利ですし、マウスを動かせるスペースが広くなるのでマウスを動かせる範囲が狭くてマウスを頻繁に浮かせるように使用してる方はマウスを浮かせなくても十分にカーソルを移動することが可能になります。
そして、地味に推しているメリットがマウスまでの距離が削減できることです。

上の写真だとテンキーが無い場合はテンキーがあるキーボードよりも、右手に近い位置にマウスを配置することが可能です。
皆さんは1日に何回キーボードのホームポジションからマウスに右手を移動していますか?
恐らくほ数えられないほどキーボードとマウスを行き来していると思います。
横幅の違いが8.5cmだと往復で16cmなので、それが積み重なると何メートル、何十メートルも手を動かすことになります。
テンキーを使用しない方はテンキーレスを選ぶとそれだけの動作と時間を短縮できるのです。
以上がテンキーレスキーボードを選ぶことで得られるメリットです。劇的に快適になるわけではありませんが、次にテンキーありのキーボードを使用する際に「面倒だな」と思う程度には快適になります。
そのため、普段からテンキーを使用していない方はテンキーレスを選ぶのがおすすめなのです。
もし迷った際には「1か月以内に仕事でテンキーを使用しているか?」というのを思い出してみて下さい。
1か月で両手で数えるほどしか使用しない場合はテンキーは邪魔になるので、テンキーレスモデルを購入するのがおすすめです。
結論:テンキーを使わない場合はテンキーレスを選ぼう!
>>>【キーボード】フルサイズとテンキーレスの違いは何?効率を最大化する選び方を解説!
キー荷重
3つ目はキーの荷重です。
リアルフォースはキーの荷重は30g、45g、偏荷重の3つから選べます。偏荷重というのは基本的には45gですが、小指でタイピングする部分は30gになっているタイプです。
3つあったら迷うかもしれませんが、基本的には45gをおすすめします。
「45gだと重くないの?」とか「30gの方が疲労が少なそう」とか思ってしまう方もいると思います。
僕は実際に30gと45gを所持していますが、確かに30gの方がタイピングをする際の疲労は少ないです。
しかし、軽すぎて慣れないと扱いにくいのです。30gは指で触れるとすぐに反応するので、目的のキーと一緒に隣のキーに触れてしまった場合に反応してしまうのでミスタイプが頻発します。
ミスタイプが多くなると効率が悪くなるのですごいイライラしてしまいますよね(笑)
そして、勘違いしてはいけないのは45gでも十分に軽いということです。
先ほど出てきたこのキーボードは千円以下で購入できるもので、これと同じような価格帯のものを使用している方も多いと思います。

皆さんはこのキーボードはどれくらいのキー荷重かご存知でしょうか?
答えは53gです。これは実際に測ってみた結果です。
安価なキーボードを使用している方は45gでも指への負担を減らすことが可能ですし、すぐに親しめるのでおススメなのです。
基本的に高級キーボードはリアルフォース以外でも45gを採用しているモデルがほとんどです。それだけ45gが一般的なキー荷重ということです。
他にも30gでも1日8千文字くらい、最低でも5千文字ぐらいの文字を打っていないとあまり疲労軽減の恩恵を感じられないという理由があります。
これ以上打つ方は30gを検討するのもありですが、それ以下の方はメリットよりもデメリットを感じる場面の方が多くなると思います。
また、高速タイピングがしにくいという理由もあります。
高速タイピングというのは平均キータイプ数が5.5回/秒を超えるくらいの方ですね。タイピングゲームを練習している方は超えている方もいると思います。
これくらいを超えてくるとキーの反発が手の動きに追いついてこなくなるので、記録が伸びにくくなります。
30gが使いにくい理由と30gが向いている方の特徴を他の記事で解説していますので、一瞬でも「30gにしようかな」と考えた方は是非ご覧ください。
>>>【リアルフォース】30gと45gの違いを5つ解説!キー荷重はどう選べば良い?
結論:45gにしておくと失敗は無い!
無線or有線のみ
4つ目は無線と有線の両方が利用できるHybridモデルと有線しか使用できない有線モデルのどちらを選ぶのかという問題です。
一見、無線と有線の両方が利用できるモデルの方が良い気がしますが、実は有線接続のみがおすすめなのです。
理由は有線接続のみのモデルは価格が1万円以上安いからです。これは純粋に接続方法だけの価格差です。
リアルフォースの最高級モデルは3万5千円ぐらいですが、それを有線接続にするだけで2万5千円で購入できるようになるのです。
しかし、「本当に有線モデルで良いの?」という不安がある方もいるかもしれませんが、意外とリアルフォースR3の無線機能って使う機会が無いのです。
ほとんどの方は職場でキーボードを使用する場合は持ち運ばずに据え置きで使用していると思います。
据え置きでも無線で使用するのも良いですが、リアルフォースR3は無線接続を使用する際には電池を消耗しますし、大体3か月くらいで交換する必要があります。
また、当然ながら無線より有線の方が通信の安定性が高いですし遅延もありません。
このように有線で使用できる環境であれば無線よりも有線を使用した方がメリットは多いのです。
このような理由があって据え置きで使用する場合は、リアルフォースR3では無線を使用する機会が少ないので無線接続モデルを購入するために1万円追加で払うよりかは安価なモデルを購入するのがおすすめなのです。
もし、リアルフォースR3の有線モデルを選ぶ際にはリアルフォースR3Sという派生モデルも選択肢に入ります。

リアルフォースR3SはリアルフォースR2という先代モデルの形状が引き継がれています。先代モデルまでは有線モデルだけだったので、その本体を使用しているR3Sは有線モデルのみのラインナップです。
しかし、それ以外は基本的にリアルフォースR3と同等の機能になっていますので、有線で良いという方は外観で決めるのも良いと思います。

中にはリアルフォースR3Sの余白の無いデザインが好きな方もいるかもしれません。
詳しくは別の記事でR3とR3Sの違いを解説していますので、そちらをご覧ください。
>>>リアルフォースR3とR3Sの違いは?両方購入したのでおススメの方を解説!
もし、現在キーボードをいろいろな場所に持ち運んでいるという方は、リアルフォースは持ち運ぶのには向かないので他のキーボードを検討する方が良いです。
実際に僕もノートパソコンと一緒に持ちはこんでみましたが、結構重かったです(笑)
>>>リアルフォースR3は持ち運び可能?実際に持ち運んでみた結果、、、【重いです】
これが有線モデルをおすすめする理由でした。
ただし、例外的に無線モデルが向いている方も一部います。「無線モデルが良いな」と考えている方は是非ご覧ください。
>>>リアルフォースR3の無線接続はいらない!?有線モデルで良い理由を解説!
結論:職場で使うなら有線モデルがおすすめ!
以上が職場で使用するためのリアルフォースR3を購入するためのポイントでした。
- 静音モデル
- テンキーの有無は任意
- キー荷重45g
- 有線モデル
一部の方は自分の用途に合ったものを選ぶと良いですが、迷っている場合はこの通りに購入すると値段も比較的抑えられますし、後悔することも無いでしょう。
リアルフォースを職場で使用する際の注意点
リアルフォースR3は確かに良いキーボードで、仕事の効率アップに一役買ってくれますが、職場用でリアルフォースを購入する際に3つの注意点があります。
職場の規則を確認する
1つ目は職場の規則で「自分でキーボードを持ち込むことが出来るのか」を確認しておく必要があります。
一部の会社ではセキュリティーの観点から、自分でキーボードを持ち込むことが不可能な場合があるそうです。
そのため、購入に踏み切る前に会社の規則を確認しておく必要があります。
電池は常備する
2つ目は「無線で使用する場合は電池を常備しておく」ことです。
個人的には有線がおすすめですが、中には無線で使用する方もいると思います。
無線で使用する際には電池を使用するので、気づいたら電池が無くなっていて仕事ができないということは避ける必要があります。
電池の持ちは3か月とBluetooth接続としては標準的で、すぐになくなるわけではありませんし、単三電池2本くらいなら場所も取らないので、デスクの引き出しに忍ばせておくと安心です。
まあ、一応Windows11の場合は簡単に電池残量を簡単確認することが可能です。
他にもリアルフォースR3には節電モードがあって、それを変更することで若干電池の持ちを良くすることが可能です。
無線モデルを検討している方は是非とも参考にして頂きたいです。
>>>リアルフォースR3の電池持ちは3か月?節電モードで持ちを良くする方法も解説!
パームレストは必須
3つ目はパームレストが必須ということです。
パームレストはキーボードの手前に置いて、手首を支えるクッションのような物です。

リアルフォースR3は厚みがあるので、パームレストが無いと他の部分に負担がかかってしまいます。

せっかくタイピングを快適にするためにリアルフォースR3を導入しても、パームレストが無いと「逆に疲労感が増えてしまった、、、」というパターンになる可能性も大いにあります。
パームレストは2千、高くても5千円で購入できます。
確かに高いですが、リアルフォースR3の快適さを最大限に引き出すためには必須なので、一緒に購入しておきましょう。
以上がリアルフォースR3を職場で使用する際の注意点でした。
特に意識して欲しいのは1つ目の「キーボードの持ち込みが可能か?」という点です。
せっかく購入しても持ち込めないのは悲しいですよね。そうならないように事前の確認が必須なのです。
職場でリアルフォースを使おう!
今回は職場で使うリアルフォースを購入する際のモデル選びのポイントと、その際の注意点を解説しました。
モデル選びは少し面倒かもしれませんが、リアルフォースを使用するとタイピングの疲労を軽減してくれます。
キーボードは仕事道具なので、是非とも自分に合った良いものを使っていきたいものですね。
現在迷っている方も職場の規則さえ良ければ、投資だと思って購入してみてはどうでしょうか?
リアルフォースの購入はコチラ!
リアルフォースはバリエーションがたくさんあるのが魅力ですが、バリエーションがありすぎて通販サイトではお目当てのモデルが見つかりにくいという難点もあります。
そこで、モデル探しやしやすいようにそれぞれのモデルごとにまとめています。
もちろん、Amazonリンクは東プレの正規販売品なので安心してご購入いただけます。
楽天のリンクは仕様上正規販売品を選んで頂く必要があります
リアルフォースGX1はコチラ!
静電容量無接点式でゲームがしたいならGX1一択!
配列とキー荷重はリンク先で選べます
リアルフォースR3はコチラ!
有線接続に加えて無線接続が選べるR3ハイブリッドモデルはコチラです。
テンキーの有無、キー荷重はリンク先で選べます
▼ブラックカラー▼
▼ホワイトカラー▼
リアルフォースR3Sはコチラ!
有線のみであるがスタイリッシュでカッコイイデザインのデザインのR3Sはコチラ!
テンキーの有無、カラー、キー荷重はリンク先で選べます
▼静音モデル▼
▼標準モデル(非静音モデル)▼