リアルフォースは先代のR2モデルまでは有線モデルのみでしたが、今回のリアルフォースR3は無線接続&有線接続が可能なHybiridモデルと有線のみのモデルから選べるようになりました。
ほとんどの方は無線接続も使えるHybridモデルを検討しているかもしれませんが、実は意外と有線モデルを選ぶメリットもあるのです。
僕はリアルフォースR3の無線接続モデルを購入しましたが、正直無線接続モデルを購入して「無線接続は必要なかったな」と感じています。
と言うことで、今回はリアルフォースR3は有線モデルで良い理由をHybridと有線モデルの違いから解説します。
加えて無線接続が向いている方の特徴も解説しますので、モデル選びの参考にしてください!
こんな方に向けて書いています
- リアルフォースR3の無線と有線で迷っている方
- リアルフォースの無線接続の特徴を知りたい方
リアルフォースR3の無線接続の特徴とは?
最初にリアルフォースR3の無線接続の特徴を解説します。
Hybridモデルの違いは「無線接続が使える」という部分ですが、さらに以下のような特徴があります。
- Bluetooth5.0で信頼性が高い
- 4台の機器を登録可能
- 有線接続も利用可能
- 有線のみモデルよりも1万円高い
それでは、これらを解説していきます。
Bluetooth5.0で信頼性が高い
1つ目はBluetooth5.0で信頼性が高いという特徴があります。
実はBluetoothにはバージョンがあり、リアルフォースには比較的新しいバージョン5.0が搭載されています。
他の設計が古いBluetooth接続のキーボードだと、前のバージョンのBluetoothが採用されていることが多いです。
Bluetooth4.0でも普通に使えるレベルですが、Bluetooth5は先代と比べて通信速度が2倍、通信範囲が4倍、通信容量が8倍に進化しています。
そのため信頼性と反応速度が速くなっているのが特徴です。反応速度は明らかに遅延が少なくなっています。
新しいBluetooth5.0で信頼性と反応速度が高くなっている
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4台の機器を登録可能
2つ目は4台の接続先を登録でき、それをキーの入力で簡単に変えられるという特徴です。(正確には無線接続4つ+有線接続1つの合計5つ)
この機能は何台もデバイスを使用している方にとっては便利な機能で、1つのキーボードで複数のパソコンやタブレットを切り替えながら操作できるという機能です。
複数のデバイスを使っていると面倒なのが切り替える際にペアリングをし直す必要があったり、有線なら差し直す必要があったりすることです。
特に2つ以上のデバイスを同時に使用している場合は特に面倒で、キーボード自体を複数用意した方が早いまでもあります。
しかし、キーボードを複数用意するとデスクを圧迫してしまいますし、わざわざ自分がキーボードの前に移動する必要があります。
このような場面でリアルフォースR3に接続先を登録しておくことで、2つのコマンドだけで切り替え可能です。
慣れたら1秒もかからずに変更することが可能なので、複数台使用する際はかなり快適になります。
このように、複数の機器を同時に使用する場合は便利な機能になります。
無線接続先4つを登録することで、ペアリングの負担が軽減される
>>>リアルフォースR3のペアリングや接続先を切り替える方法を解説!
有線接続も利用可能
3つ目は有線接続も利用可能という特徴です。
リアルフォースには無線接続のみのモデルは存在せず、無線接続モデルは有線接続も使えます。
そのため、着脱可能な有線ケーブルが付属しています。
「無線接続があるなら有線接続は使わないなー」と思うかもしれませんが、意外と有線接続の方が便利な状況もあります。
それが家やオフィスなどの決まった場所で作業をする場合です。
有線接続を使用すると電池が消耗せず、電池の残量を気にする必要も無くなります。
また、無線接続は節電モードの存在もストレスも無くなります。
節電モード:一定時間操作が無かった場合に自動で電源を切る機能
これは無線接続時の電池の消耗を抑えるのには良い機能ですが、スリーブモードが復帰する際にキーボードの電源から入れる必要があるので、面倒な機能でもあるのです。
>>>リアルフォースR3の電池持ちと節電モードについての詳しい解説はコチラ
対して有線接続は節電モードがオフになるので勝手に電源が切れることがありません。
このように電池の消耗も抑えられ、勝手に電源が切れないことで意外と有線もメリットがあるのです。
ちなみに、有線接続で電源を供給しながら無線接続を使用することも可能なので、デバイスを複数台使用する場合も毎日同じ場所でタイピングする場合は有線を使った方が楽です。
有線と無線を使い分けることで効率を上げられます。
有線のみモデルよりも1万円高い
最後に紹介する特徴はデメリットです。
リアルフォースR3は無線モデルと有線モデルを比較すると1万円ほどの開きがあります。
これは通信方法以外の条件をそろえた場合の金額差なので、純粋に通信方法の違いのみの変化してきます。
具体的にはリアルフォースR3の最高級モデルは3万5千円で購入できますが、それを有線接続にするだけで2万5千円程度で購入できます。
このように、無線接続は有線のみのモデルと比較して高額になることも特徴です。
無線機能を付けるだけで価格が1万円上がります。
以上がリアルフォースR3の無線通信の特徴4つでした。
有線と無線の両方が使えるからこそ、用途の幅が広がるのが分かりますね。
リアルフォースR3の無線機能が要らない理由は?
結論から言いますと高いわりに無線機能を使わないからです。
ほとんどの方は1万円を追加で支払ってもその機能を使う機会がありません。
皆さんはリアルフォースが無線接続機能が付いて、どんなメリットがあると思いますか?
ケーブルを少なくできる?持ち運びができる?などが出てくると思います。
しかし、ケーブルを少なくするためだけに1万円の価値は無いです。
また、持ち運びは厳しいと言わざるを得ません。
ちなみにですが、リアルフォースR3は本体デカく重量が1.3kg(フルサイズなら1.6kg)と非常に重いのです。
実は当サイトに実際にリアルフォースR3をノートパソコンと同時に持ち運んでカフェや図書館で使用してみた記事があります。
▼リュックに入れた激重リアルフォースR3▼
詳しいことは記事をみて頂いたら分かりますが、正直リュックに重りを入れているようなものだったので、体力猛者以外はリアルフォースR3を持ち運んぶことはできないと思います。
そもそもリアルフォースは据え置きでどっしりと安定感抜群のタイピングできるように重く作られていますので、持ち運ぶことはあまり想定されていないのです。
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このように、持ち運びが厳しいので、無線接続が生かされるという場面が少ないのです。
据え置きで使うならずっと有線接続しておいた方が電池の心配や節電モードを気にする必要が無くなるので快適なのです。
以上の理由でほとんどの方はリアルフォースR3のHybridモデルを購入してもほとんど生かす機会が無いので、1万円をケチって有線モデルを選ぶのがおすすめなのです。
また、リアルフォースR3のバリエーションには有線モデルのみ選べるリアルフォース"R3S"というものもあります。
デザインの印象が違っており、余白の無いデザインが特徴です。
▼リアルフォースR3とリアルフォースR3S▼
有線モデルだけのリアルフォースR3Sはケーブルが付いていることが分かります。
これらの2つの違いは詳しく解説していますので、有線接続モデルを検討している場合は是非ご覧ください。
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無線接続が必要な方の特徴は?
ほとんどの方は有線モデルを購入した方がコスパが良いと言えますが、一部の方は無線接続をおすすめできる方もいます。
では、無線接続が可能なHybiridモデルが向いている方はどのような方なのでしょうか?
以下の3つに当てはまっている場合は無線接続を活かせると思います。
無線接続で幸せになる方
- 複数台の機器を同時に使用する場合
- ケーブルを最低限にしたい方
- 最高級モデルが良い方
以降では詳しく解説していきます。
複数台の機器を同時に使用する場合
1つ目は複数台の機器を同時に使用する環境の方です。
リアルフォースR3の無線接続は4台の機器を登録(+有線接続)することが可能でそれをコマンド1つで切り替えられるというものがありました。
有線接続のみのモデルは他のパソコンで使おうとすると、ケーブルを一旦抜いて別のパソコンに差し直す必要があります。
これでは、違う機器を操作する際に時間がかかって、非常に効率が悪いです。
そのような場合はこの4台登録可能な無線接続が役に立つのです。
具体的にメインで使用するパソコンには有線接続で接続しておき、サブで使用するパソコンは登録しておくことで、電池の心配をする必要が無くなります。
また、操作が可能な機器をすぐに変更でき、有線接続と無線接続の特徴の良い所取りできます。
ケーブルを最低限にしたい方
2つ目はデスクにあるケーブルを最低限にしたい方です。
そのような方は無線接続を選ぶとケーブルを1本減らせるので、デスク周りがスッキリします。
これに一万円の価値があると思える方は満足できると思いますので、気持ちを優先したら良いと思います。
最高級モデルが良い方
3つ目は最高級モデルが良い方です。
個人的には意外とこのパターンで最高級モデルを購入する方も多いと思っています。
特にガジェット好きな方は「どうせなら最高級モデルが欲しい!」という考えになりがちです。男はスペックに惹かれてしまうものです。
実は冒頭で「無線機能は必要なかった」とは言っていますが、別に後悔しているわけでは無いんですよね。
無線機能はあまり必要ありませんが、逆にあって困ることもないです。
「最高級モデルが欲しい!」という方は欲しいモデルを購入することでモチベーションが上がるので、1万円を追加して無線モデルを選ぶ価値は十分にあると思います。
以上の3つが無線接続が向いている方の特徴でした。
このどれか、または複数当てはまっていて「1万円出しても良いな」て思っている場合は無線接続を選択すると良いでしょう。
基本的には有線モデルで十分
今回はリアルフォースR3は無線接続の特徴と、有線モデルでも大丈夫な理由を解説しました。
リアルフォースR3のBluetooth接続自体は高機能ですが、リアルフォースが基本的に据え置きで使用するようなコンセプトです。
それによって無線を生かす機会が無いと感じたので、有線モデルで十分という結論に至りました。
特に仕事への投資として考えた場合は、無線接続があるからと言ってさらに稼げるわけでは無いです。
そのため、「必要な機能だけで十分」と考えている方は有線接続を選ぶのがおすすめなのです。
当サイトでは他にもリアルフォースのモデルを選ぶ際に参考になる記事がありますので、ぜひご覧ください。
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リアルフォースの購入はコチラ!
リアルフォースはバリエーションがたくさんあるのが魅力ですが、バリエーションがありすぎて通販サイトではお目当てのモデルが見つかりにくいという難点もあります。
そこで、モデル探しやしやすいようにそれぞれのモデルごとにまとめています。
もちろん、Amazonリンクは東プレの正規販売品なので安心してご購入いただけます。
楽天のリンクは仕様上正規販売品を選んで頂く必要があります
リアルフォースGX1はコチラ!
静電容量無接点式でゲームがしたいならGX1一択!
配列とキー荷重はリンク先で選べます
リアルフォースR3はコチラ!
有線接続に加えて無線接続が選べるR3ハイブリッドモデルはコチラです。
テンキーの有無、キー荷重はリンク先で選べます
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有線のみであるがスタイリッシュでカッコイイデザインのデザインのR3Sはコチラ!
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