
リアルフォースにはたくさんのバリエーションがあって同じモデルでもカラー、テンキーの有無、静音の有無なども選べます。
その中でも最もモデル選びに影響するのがキー荷重です。
現在のリアルフォースR3やR3Sで選べるキー荷重は45g、30g、偏荷重(45gと30gの混合)があります。
とはいえ、数字だけを言われてもどらぐらいの重さなのかは分からない部分があり、「どれを選んだら良いのか分からない」と考えている方も多いと思います。
中には軽率に「とりあえず軽そうな30gにしておこう」という選択をしてしまう方もいると思います。

僕はリアルフォースの30gと45gモデルの両方を持っていて打ち比べられる環境なので、皆さんのお役に立てるかと思います。
ということで、今回はリアルフォースの45gは重いのか?そして、どのような方が向いているのかを解説します!
こんな方に向けて書いています
- リアルフォースの45gを検討している方
- リアルフォースのキー荷重で悩んでいる方

リアルフォースの45gは重い?→標準です
結論から言いますと、リアルフォースの45gは標準です。
特に重いと感じることはありませんし、45gでも軽いと感じる方もいるレベルの荷重です。
45gが軽いと感じられる方は今まで千円前後の安価なキーボードを使用してきた方の場合ですね。
本来はキー荷重は公表されていませんが、自分で計測すると約53gでした。45gと比較すると8g程度重いキー荷重になっています。
▼一般的なキーボード▼

皆さんの中でも同じようなキーボードを使用している方も多いと思いますし、千円ちょいくらいの価格帯のキーボードなら同じような荷重になっていると思います。
指にとっての8gの差は大きいのでその分軽く感じるわけです。

※上のキーボードは誤動作を阻止するために一部のキーを外しています。
また、45gは他の高級キーボードでも採用されており、高級キーボードの中では標準的です。
具体例を挙げるメカニカルキーボードの赤軸、RAZERのオプティカルスイッチやリアルフォースと同じ静電容量無接点のHHKBなどがあります。
>>>おすすめのキー荷重は45gです!その理由とおすすめのキーボードを解説!
もちろん高級キーボードは打ちやすさを追求しているので、それだけ親しみやすく扱いやすいキー荷重であることを示しています。
キーボードを変更した際の違和感も少なく慣れやすいので、非常に使いやすいです。
そのため迷ったら45gを選ぶことをおすすめします。
迷った場合は45gを選べば失敗しません。
キー荷重45gの実際の使用感
それでは、実際にリアルフォースの45gの使用感を解説していきます。
僕がリアルフォースの45gを実際に使用してみて、以下の4つの特徴があると感じました。
- 1日に8千文字程度なら疲れない
- 意図しないタイプミスが少ない
- キーの反発力が強い
- ”打っている感”が楽しめる
これより、それぞれを詳しく解説していきます。
1日に8千文字程度なら疲れない
まず1つ目は「1日に8千文字程度では疲れない」ということです。
リアルフォースには45gと30gがあるので、「軽い方が疲れにくいのかな?」と考えている方も多いと思います。
しかし、普通に使う程度だったらそこまで変わりません。
僕はブログを運営している関係で1日にたくさんの文字をタイプすることがありますが、それでも1日8千文字までは大丈夫です。
多くの文字をタイピングするのに慣れていない方でも5千文字程度までは疲労感を感じることは少ないでしょう。
慣れない方も5千文字程度ならそこまで疲労感は感じない
意図しないタイプミスが少ない
2つ目は「タイプミスをする可能性を減らせる」ということです。
30gの場合は少し触れただけでキーが下がってミスタイプが増えます。
これだと文字を消す必要があって逆に効率が悪くなってしまいます。

対して45gはタイピングの際に指がずれて隣のキーに少し触れた程度では入力されません。
特に30gはホームポジションに置いたまま考えていると、気づいたときには「あああああああああ」と指の重さで勝手に入力していることがあります。45gではめったにそんなことはありません。
このように、自分で明確に「入力しよう」として押した場合のみ入力されるので、ミスタイプを少なくできます。
「押そう」という意思が無いとキーが下がらないので、ミスタイプを減らせる。
キーの反発力が強い
3つ目は「キーの反発力が強い」ことです。
反発力が強いとタイピングのスピードを上げることが可能です。
タイピングしてから次のキーを押す際に、今押しているキーから次のキーへ素早く移動する必要があります。
その際にその反発力を利用して、次のキーへ移動するスピードを速めるのです。
キー荷重が低いと反発力が弱く、「いまいちスピードが乗らないな、、、、」という感覚になります。

タイピングスピードを重視する場合は45gがおすすめです。
”打ってる感”を楽しめる
4つ目は”打っている感”を楽しめるということです。
リアルフォースと言えば打鍵感が気持ち良いことで有名ですよね。
ソフトタクタイルと言って、キーを押した際に手に少しタクタイル感が伝わってくるのが気持ち良いです。
しかし、30gの場合は軽すぎてタクタイル感をほとんど感じられません。
軽すぎないキー荷重の45gを選ぶことでリアルフォースの気持ち良い打鍵感を存分に味わえるのです。
打鍵感は45gの方が気持ち良いです!
以上が45gの特徴でした。
決して重いわけでは無く、リアルフォース自体も疲れにくいので、極端にたくさんの文字を打たない限りは全然疲れません。
むしろ扱いやすくバランスに優れているキー荷重と言えるでしょう。

リアルフォースの45gが向いている方は?
ここまで使用感について解説してきましたが、実際に45gが向いている方はどのような特徴があるのでしょうか?
結論から言いますと、タイピング初級者から上級者まで幅広く向いています。
迷ったら45gで良いのですが、あえて向いている人を挙げると下のような特徴がある方が挙げられます。
45gを選んで幸せになれる方
- 1日のタイピングが5千文字以下の方
- しっかりした打鍵感が好きな方
- タイピングスピードを上げたい方
- 他人と共同で使用するキーボード
以降はこれらについて詳しく解説していきます。
1日5千文字以下の方
1つ目は1日5千文字以下の方です。
リアルフォースはもともと疲れにくいので、45gでも全然疲れません。
もちろん、タイピング量が少ない方でもキー荷重が低いモデルを使用すると疲労は軽減できますが、ミスタイプが頻発する可能性が高くデメリットも大きいです。
少々タイピングの精度が低くても、ミスタイプが起きにくい45gを選ぶ方が安定したタイピングが可能です。

しっかりとしたタイピングが好きな方
2つ目はしっかりとしたタイピングが好きな方です。
タイピングの力が強い方の中には「打っている感覚」が好きな感覚もいると思います。
特にリアルフォースの場合は”打ち心地が良いキーボード”として有名なので、それを目当てにしている方も多いと思います。
そのような方は確かな手ごたえを感じられる45gを選ぶのがおすすめです。

タイピングスピードを上げたい方
タイピングスピードを上げたいなら45g一択です。
リアルフォースを検討している方の中には「タイピングゲームで良いスコアを狙いたい!」という方もいらっしゃると思います。
そのような方には圧倒的に45gをおすすめします。
理由はキーが軽いと反発力が弱く、次のキーに行くまでの時間がかかってしまうからです。
僕は寿司打での秒間タイプ数は45gの場合は最高6.1字/秒ですが、30gだと5.7/秒と少し下がってしまいます。
また、軽いキーで無理に速度を出そうとすると、無駄な力が入ってミスを連発しますので、全体的にスコアが低くなってしまいます。
そのため、タイピングスピードを意識する方は45gを選ぶのがおすすめです。
タイピングスピードを重視する方は45gを選んだ方が良い
他人と共同で使用するキーボード
4つ目は他人と共同で使用するキーボードを選ぶ場合です。
30gは初めて使用すると違和感がありますし、慣れるのに時間が必要なので、他人も使用するキーボードの場合は避けておくことをおすすめします。
慣れないキーボードはミスの原因になりますし、タイピングに意識が向いて脳のリソースが無駄に割いてしまって効率が下がる原因になってしまいます。
そのため、他の人が自分のキーボードを触る場合は一般的な荷重にしておくのが無難です。
他人と一緒に使用する場合は万人受けするキー荷重が望ましい
以上が45gが向いている方の特徴です。
色々解説しましたが結局はほとんどの方に当てはまるので、45gを選ぶことに関してはそこまで慎重にならなくても良いと思います。
迷ったら45gがおすすめ!
今回はリアルフォースの45gは重いのか?そして、どのような方が向いているのかを解説しました。
結論としてはキー荷重としては標準的で全然重くありません。
むしろ馴染みやすく初心者からタイピング上級者まで様々な方に向いています。
そのため、「キー荷重30gは使いこなせるか不安」と考えている方は45gを選んでおくと間違いはありません。
もし、30gを検討している場合は詳しい使用感を解説しているのでご覧ください。
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また、30gと45gで悩んでいる方はこちらもご覧ください。一部この記事と重なる部分はありますが、決めきれない方の参考になると思います。
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リアルフォースはバリエーションがたくさんあるのが魅力ですが、バリエーションがありすぎて通販サイトではお目当てのモデルが見つかりにくいという難点もあります。
そこで、モデル探しやしやすいようにそれぞれのモデルごとにまとめています。
もちろん、Amazonリンクは東プレの正規販売品なので安心してご購入いただけます。
楽天のリンクは仕様上正規販売品を選んで頂く必要があります
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配列とキー荷重はリンク先で選べます
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テンキーの有無、キー荷重はリンク先で選べます
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テンキーの有無、カラー、キー荷重はリンク先で選べます
▼静音モデル▼
▼標準モデル(非静音モデル)▼