リアルフォース初代、2代目と有線接続モデルのみでしたが、リアルフォースR3からは無線接続モデルを選べるようになりました。
無線接続になったので「いつでも気持ち良い打鍵感のキーボードを使いたい!」と考えている方もいると思います。
そこで、疑問になるのが「リアルフォースR3は持ち運びが可能なのか?」という点です。
そこで、今回は1日リアルフォースR3のテンキーレスモデルの持ち運びをしてみました。
ということで、今回はリアルフォースR3は持ち運びは可能なのかを実際に試してみた結果を解説します。
こんな方に向けて書いています
- リアルフォースR3の持ち運び事情が知りたい方
- 持ち運びする場合のモデルの選び方を知りたい方
リアルフォースR3の持ち運びは難しい
結論から言いますとデカくて重いが”頑張れば”持ち運びは可能でした。
しかし、普段から持ち運ぶことを考えたら不便ですし、持ち運びは難しいというのが素直な感想です。
実際にリアルフォースR3を持ち運んでみて、難しいと感じた理由は3つあります。
- 結構重い
- 本体がデカい
- パームレストも必用
リアルフォースR3は重い
1つ目は重いという理由です。
リアルフォースは基本的に据え置きで使用することが想定されており、どっしりとした安定感を出すために鉄板が入っています。
そのため、非常に重くなっておりテンキーレスモデルでも1.3 kg、テンキーモデルは1.6 kgの重量があります。
僕が一緒に持ち運んでいるノートパソコンも丁度1kg程度なので、ノートパソコンよりも重いキーボードを持ち運んでいるということになります。
しかし、絶対に無理というレベルではありません。
リュックだと重さが分散されるので、リュックを使用すると「若干重いかな」程度になります。
筋力には個人差がありますが、個人的にはまだ許容範囲だとは思います。
皆さんも体験があるかもしれませんが、高校時代の7限分の大量の教科書と部活の体操着やお弁当をパンパンに詰めたリュックを持ちながら登校するのは大変だったと思います。
それと比較すると全然軽いので、リュックを使用すると意外と大丈夫だと感じます。
ただし、手持ちタイプのカバンだと片手で支える必要があるので、重く感じます。
これを持ちながら移動するのは嫌ですね。
リアルフォースはノートパソコン以上に重い
デカいので場所を取る
2つ目のハードルは本体の大きさです。
実は重さよりもデカさが持ち運びのハードルになっています。
リアルフォースR3はテンキーレスモデルでもかなりの大きさです。
先ほどの画像をもう一度見て頂いたら分かると思いますが、一般的なリュックだとテンキーレスでもギリギリです。
高さも大きく分厚いので体積も大きいですし、なかなか場所を取ります。
そのためよっぽどカバンに空きがある方でないと、持ち運びは難しいということです。
それに、ノートパソコンサイズのカバンだとそもそも入りません。
ましてや、フルサイズキーボードの場合は収まらない可能性が高く、さらに重いのでよっぽどのこだわりが無いと持ち運びは難しいと思います。
デカいからかなり空きが無いと入れられない
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>>>リアルフォースR3の横幅はどれくらい?サイズ感を他のキーボードと比較?
パームレストも必要
3つ目はパームレストが必用であることです。
リアルフォースなどの高級キーボードは疲労軽減の効果が期待できますが、きちんと効果を発揮させるためにはパームレストが必要です。
リアルフォースだけに限らず高級キーボードは本体に厚みがあり、これが無いと手首に負担がかかって逆に疲れます。
パームレスト有と無しでは天と地の差がありますので、リアルフォースを使用する際には必須級のアイテムです。
>>>パームレストはいらない?疲労感、スピード、ミス率などの効果を実験!
もちろん持ち運び時も例外ではなく、せっかく持ち運びしているリアルフォースの魅力を引き出そうとすると、パームレストも必用になるのです。
リアルフォース単体でさえ持ち運びが大変なのに、有効に使うためにはパームレストという荷物も増えてしまうのです。
魅力を引き出すにはパームレストが必用
以上がリアルフォースR3を持ち運びをするのは難しい理由です。
リアルフォースR3を持ち運ぶにはカバンに空きがあるという条件と持ち運ぶ体力があるという条件の2つを満たしている選ばれた人のみ持ち運びが可能になります。
まとめるとリアルフォースR3を持ち運びながら使うのは厳しいというのが結論です。
キーボード単体ならまだ持ち運べる
今回はカフェで作業をするためにノートパソコンとも同時に持ち運びしていましたが、キーボード単体だけなら持ち運ぶ難易度は下がります。
具体的には職場と家を往復する場面などの、ノートパソコンを持ち運ぶ必要が無い時ですね。
デカくて重いことには変わりませんが、1.3 kg程度ならば1kgのノートパソコンを持ち運ぶのとあまり変わりませんので、キーボードが入るのであれば重さによる負担はそこまで感じないと思います。
パームレストに関しては家と会社用で2つ用意すると持ち運びする必要が無くなります。パームレストなら数千円で購入できるので金銭的なハードルも低いです。
まあ、持ち運ぶほど気に入っている方はそのうち持ち運びが面倒になって、全く同じキーボードを職場用にもう一つ用意する道をたどる可能性が高いんですけどね。
キーボード単体の持ち運びであれば難易度は下がる
リアルフォースの持ち運び時の注意
ここまで見てきた中で「やっぱり持ち運びは厳しそうだな」と思っている方もいると思います。
しかし、「それでもリアルフォースを持ち運びたい!」という変態猛者の方には、リアルフォースを持ち運ぶことを想定した場合のモデルの選び方を解説していきます。
- 静音モデルを選ぶ
- テンキーレスモデルを選ぶ
- パームレストは分割式を選ぶ
静音モデルを選ぶ
1つ目は静音モデルを選ぶということです。
リアルフォースは通常モデルと静音モデルがランナップしてあります。
この2つには棲み分けがされており、通常モデルは音も含めて打鍵感の良さを追求されており、静音モデルは静音性を追求している代わりに打鍵感は二の次になっています。
このような棲み分けのおかげで静音モデルの静音性能は非常に高く、他のキーボードの静音モデルと比較しても非常に音が小さいです。
そのため、他の人がいる場所でも周りへの迷惑を最小限にすることが可能です。
37万円分のキーボードを購入してきましたが、リアルフォースは高級キーボードの中で最高クラスの静音性なので、家以外で使用する場合は静音モデルを選んでおくと困ることは無いでしょう。
他の人がいる場で使うなら絶対に静音モデル
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テンキーレスモデルを選ぶ
2つ目はテンキーレスモデルを選択することです。
ここまで見て下さった皆さんはもう理由はお判りだとは思いますが、フルサイズキーボードはデカすぎて持ち運びが難しいからです。
公式が発表している寸法によると、フルサイズはテンキーレスと奥行きと高さは同じ寸法ですが、テンキーがある分横幅が約8.5 cm長くなっています。
テンキーレスでもカバンにギリギリ入るぐらいのサイズなのでフルサイズキーボードになると、使えるカバンはさらに限定されます。
中にはテンキーを使いたい方もいるかもしれませんが、フルサイズを選ぶ場合は持ち運びは諦めたほうが良いです。
テンキーレスならぎりぎり持ち運ぶ気になるサイズ
パームレストは分割式を選ぶ
3つ目はパームレストは分割式を選ぶことです。
パームレストには大まかに分けて棒状のものと分割式があります。
一般的なパームレストは棒状になっていますが、分割式は最低限手首を置けるスペースだけがあるタイプです。
棒状のものに比べて安定性は落ちますが、非常にコンパクトなので携帯性は非常に高いです。
僕は普段使っているのは棒状のものですが、カフェで作業をする場合は分割式の物を使用しています。
画像のキーボードはHHKBという別のキーボードですが、持ち運ぶ場合は少しでも携帯性を良くするためにパームレストは分割式にしておくのがおすすめです。
持ち運ぶならパームレストは分割式を選ぶ
愛があれば持ち運べる
今回はリアルフォースR3の持ち運びについて解説してきました。が、残念ながらリアルフォースの持ち運びはおすすめしないという結論になりました。
やっぱり持ち運んで使用することは想定されておらず、重いのとデカいの致命的です。
ただし、僕は持ち運ぶか最後に決めるのは「キーボードへの愛」だと考えています。
あなたがリアルフォースを凄く気に入って「これ以外のキーボードは考えられない」と盲目になっている場合は持ち運ぶ気力も湧いてくるでしょうが、「ノートパソコンのキーボードでいいや」という方は持ち運ぶという考えすら沸かないでしょう。
実際に試してみて「持ち運びは厳しいが、やろうと思えばイケる」ということが分かったので、皆さんのリアルフォースに対する愛が持ち運びが可能かを分ける部分と言えるでしょう。
また、普段から持ち運ぶのは難しいですが、たまに外に持ち出して使用するくらいなら十分持ち運べるレベルです。
フリーランスで普段は家で作業をしているけど週1でカフェで仕事をする場面や、出張の頻度が少ない場合は持って行ってホテルで作業をするくらいならまだ持ち運びは可能です。
もし、リアルフォースに拘らず、打鍵感が良いキーボードを持ち運びたい場合はHHKBという選択肢もあります。
上のカフェで使用している画像で登場したのがこれですね。
このキーボードはファンクションキーや機能キーが削減されたコンパクトサイズのキーボードです。
リアルフォースと同じ静電容量無接点方式が採用されており、気持ち良いタイピングとコンパクトで持ち運びが可能なのが特徴です。
実際に僕も愛用していますし、別のサイトで旅ブログを運営しているので、旅先で書けるように飛行機旅や鉄道旅だけではなく、バイクツーリングでも持ち運んでいます。
ただし、HHKBは少し配列が変わっていて、巷には変態向けキーボードと言われているので人を選ぶキーボードでもあります。
詳しく知りたい方は当サイトでかなり詳しく解説していますので、そちらをご覧ください。
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リアルフォースはバリエーションがたくさんあるのが魅力ですが、バリエーションがありすぎて通販サイトではお目当てのモデルが見つかりにくいという難点もあります。
そこで、モデル探しやしやすいようにそれぞれのモデルごとにまとめています。
もちろん、Amazonリンクは東プレの正規販売品なので安心してご購入いただけます。
楽天のリンクは仕様上正規販売品を選んで頂く必要があります
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配列とキー荷重はリンク先で選べます
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