
HHKBは必要最低限のキーを必要最低限の動きで入力できるようになるというコンセプトで作られているキーボードです。
しかし、必要最低限のキーであるがゆえにゲームをする方にとっては「HHKBを購入してゲームもできるのだろうか?」と不安なる部分もあります。
仕事とゲームの両方でHHKBが利用できるならば購入するキーボードは1つで済みますもんね。
ということで、今回はHHKBでゲームは出来るのかを解説します!
ただし、僕はほとんどFPSをしていたので、ジャンルによっては例外もあると思います。
こんな方に向けて書いています
- HHKBでゲームをすることを検討している方
- HHKBとゲーミングキーボードの違いを知りたい方

HHKBでも一応ゲームは出来る
結論から言いますと「HHKBでもゲームに使うのは可能だけど、エンジョイ勢に限る」と言うのが正直なところです。
ゲームをするだけなら千円くらいのキーボードでもできますし、ノートパソコンの削減されているキーボードでもできますので、HHKBでも普通にできます。
ただし、大前提としてHHKBはタイピングに特化したキーボードでゲーミングキーボードではありません。
当然ながらゲームに特化しているゲーミングキーボードよりもゲーム面では負けます。
ゲーミングキーボードのハイエンドクラスの場合はゲームで使用できる高性能な無線接続、キーが認識されてから反映されるまでのタイムラグ、メディアキーなどの便利キーなどの機能が付いています。
特にHHKBはアクチュエ―ションポイントが1.5mmで固定なので(type-sの場合底付き3.8mm)、FPSなどでキーを押してからの即応性を突き詰める場合は物足りないですね。

同じ静電容量無接点式のリアルフォースの場合は反応ポイントを最小0.8mmに調節できますが、HHKBに調節機能は付いていません。
>>>リアルフォースR3のAPCとは?調整方法とおすすめの設定を解説!
まあ、HHKBを検討している時点でゲームガチ勢では無いと思いますので大丈夫です。
もし、ゲーム用にも特化させたい場合は別でゲーミングキーボードを購入するのがおすすめです。
キーが少なくて大丈夫?

次に気になるのが「キーが少なくても大丈夫なのか?」という点です。
これに関しても「FPS系なら意外と大丈夫」と言えます。
実はコンパクトサイズキーボードはHHKBだけではなくゲーミングデバイスメーカーのRAZERもhuntsman mini出していますし、FPSのプレイ時間が3000千時間以上の友人もそれを使用しています。
4年程度で3000時間ってかなりプレイしている方ですし、それで不満を感じないのであればコンパクトサイズキーボードでも大丈夫ということでしょう。
>>>コンパクトサイズキーボードとはどんなモノ?特徴とメリットを解説!
ただし、ファンクションキーを試合中に使用したり、マクロを設定して余っているキーに割り当てまくったりするゲームの場合はおすすめ出来ません。
特に対戦ゲームは一瞬の操作が勝敗を分けるので、ファンクションキーの代わりにFnキーと数字キーを押していると負けます。
もし、ファンクションキーを試合中に押す必要がある場合はテンキーレスにしておいた方が良いです。
まあ、あなたが好きなジャンルのゲームをする際にファンクションキーやマクロを使用したことが無い場合はHHKBでも大丈夫です。

ファンクションキーを使用しない場合は大丈夫
独特な配列は大丈夫?
また、さらに気になってくるのが「HHKBの独特な配列でも大丈夫なのか?」という点です。
HHKBはゲームでも頻繁に使用するコントロールキーの位置が変化しており、他にも細かい部分が変更されています。

しかしこれも対策をしたら大丈夫です。
独特な配列もゲーム内設定でキーマップを変更すればゲームをする時だけ通常配列と同じように操作が可能です。
また、ゲーム外でも変更したい場合はdipスイッチでコントロールキーを通常配列と同じ場所に移動させられます。
>>>【Windows】HHKBでおすすめのdipスイッチは?日本語配列と英語配列の設定を解説!
独特な配列もキーマップやdipスイッチをいじれば大丈夫
以上がHHKBをゲームで使用する際の懸念点と、その疑問への回答でした。
ゲームのジャンルによる部分はあれど、基本的にはエンジョイ勢であればHHKBでもゲームは出来るということですね。
HHKBをゲームで使用する際の注意点
このようにHHKBでもゲームすること自体は可能です。
とはいってもゲームで使用する際にはいくつかの注意点があります。
- 有線接続で使用する
- キーマップを変える必要がある場合もある
有線接続で使用する
1つ目は有線接続で使用するということです。
ゲームをしている方なら常識レベルかもしれませんが、Bluetoothは若干の遅延が発生してしまいます。
いくらエンジョイ勢でも無線接続はコンマ一秒を争うゲームでは不向きです。
ソロプレイ専用やレトロゲームなら良いかもしれませんが、FPSなどの対人ゲームなら必ず有線接続を使用しましょう。

HHKBにはいくつか種類がありますが、有線接続は全てのモデルで利用できます。ただし、無線接続が可能なモデル(Hybiridと入っているモデル)にはコードは付属していないので自分で購入する必要があります。
電池の消耗を抑えることも可能ですので、長時間ゲームで使用する際には是非とも有線で使用しましょう。
>>>HHKBの電池持ちは約3か月!電池代を節約するポイントも解説します
ゲームによってはキーマップを変える必要がある

HHKBはにファンクションキー(F1~F12)がありませんので、ファンクションキーを使用するゲームに出会ってしまった際には他の場所にキーを変える必要があります。
また、英語配列の場合は矢印キーが無くFnキーと他のキーを組み合わせて使用しますので、キャラの移動などで矢印キーを使用する場合はどこか別の場所に再割り当てした方が良いです。
ただし、ゲーム内でキーマップを設定できる場合は、ゲーム内だけの設定にするためにそちらを変更しましょう。

>>>HHKBのキーマップ変更ツールはどんなメリットがある?特徴と使用方法を解説します!
本格的にゲームするなら違うものを使おう!
今回はHHKBをゲームで使用する際の疑問への回答と、注意点について解説してきました。
繰り返しになりますが、エンジョイ勢でかつファンクションキーを使用しない場合はHHKBでも大丈夫です。
しかし、ジャンルやタイトルによってはキーが足りない場合があるので、本格的にする場合はゲームに特化したものを使用した方がおすすめです。

ここは皆さんのゲームをする度合いによって検討して頂くしかありません。
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>>>HHKBはどんな用途で使う?用途別にお勧め度合いを解説します!
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>>>HHKBはどこで買う?納期はどれくらい?3回購入したので解説!
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