最初にHHKBの値段を知った方は「高ッか!」と思うことでしょう。
現在のラインナップだと最低価格のモデルで2万7千円、最高級モデルだと3万7千円します。
僕は現在1年ほどHHKBを使用していますが、最初に値段を知った際に「こんなん誰が買うんだ?」と思っていましたが、気づいたらHHKBの最高級モデルを買っていました。
また、購入してずっと愛用していると、さらに「仕事道具への投資としても優秀だな」とも思うようになってきました。
今回はHHKBが高すぎるようにみえて、実はそれ以上の価値がある理由を解説していきます!
こんな方に向けて書いています
- HHKBを検討しているけど、価格で悩んでいる方
- HHKBは高いと思っている方
HHKBは金額だけを見たら高すぎる
タイトルで安いと書きましたが、僕は別に金持ちでもないので正直値段だけを見たらキーボードに3万7千円は高いと思います。
ほとんどの方も「キーボードに3万7千円は高いわぁー」と思うでしょう。
恐らく今まで高級キーボードの世界に触れてこなかった方は、1万円のキーボードでも高いと感じるでしょう。
なんたって、キーボードなんて千円も出せば買えてしまうんですからね。
そんな中で3万円以上は頭おかしいとしか言いようがありません。
普通に考えたらキーボードに3万7千円はめちゃくちゃ高い
HHKBが安いと言える理由
前項で「普通に考えたらやっぱり高い」という結論になったのにも関わらず、僕はそれでも「HHKBは安い」と考えています。
一見矛盾しているようですが、”別の観点”から見ればHHKBの価格が安く感じてくるのです。
それでは、なぜHHKBの最高級モデルの金額である3万7千円を安いといえるのかを解説します。
結論から言いますが、HHKBを安いと言えるのは「価格以上の価値を得られる投資であるから」です。
現代では仕事をするほとんどの人がパソコンを使用しており、パソコンを操作するのにキーボードは必須です。
その中でも特にキーボードを使用する頻度が多い、資料作成や文章作成、プログラミングなどタイピングをたくさんする方もいるでしょう。
そのような方々にとっては、「価格以上の価値を得られるから安い買い物である」と言えるだけの理由があります。
その理由は以下の3つです。
- 耐久性が高く計算上は一生もの
- タイピングの効率が上がるため
- モチベーションが爆上がりするため
とはいっても、この箇条書きだけでは「本当に投資になるのか?」ということは分かりません。
それでは、「仕事道具への投資」という観点からHHKBを安いと思える理由の3つを詳しく解説していきます。
耐久性が高く計算上は一生もの
1つ目は耐久性が高く計算上は一生使えるからです。
HHKBに使用されているキースイッチは静電容量無接点方式という仕組みが採用されています。
通常のキーボードはキーを押して電極同士が触れ合って入力される仕組みになっていますが、使い込むと電極が摩耗して”チャタリング”という不具合が発生する可能性が高まってきます。
対して、静電容量無接点式の場合は非接触のセンサを使用してキーの入力を感知しているので電極が摩耗せず、チャタリングが発生せずに長期間使い続けられるという特徴があります。
この仕組みによって、HHKBは打鍵回数3000万回以上の耐久性があります。
これは一日1万回(約五千文字)の文章を毎日書くと仮定すると、計算上は100年持つレベルです。
実際にはそこまで使えないでしょうが、毎日たくさんの文字を入力しているライターがヘビーに使用しても10年以上使えている例もあります。
安価なメンブレン式はそこまでヘビーに使用していなくても数年間使用すると不具合が発生する可能性があり、メカニカルキーボードに関してもチャタリングが発生して5年前後で使えなくなるケースが結構報告されています。
もし、10年間HHKBを使い続けるとすると毎日10円で使い続けられる計算です。
一括で見ると高いですが、使用期間で割ると意外とそこまで高くありません。
こう考えると意外とコスパは良いと思えてきます。
ちなみに個人的に「良いキーボードを長く使い、共に仕事という現代人の戦場を駆け回る」というのに非常にロマンを感じています。
男ならこの部分に共感できる方も意外といると思います。そんな気持ちにさせてくれるのがこのキーボードです。
高い耐久性の根源である静電容量無接点方式の詳しい仕組みが気になる方は、機械工の僕が解説しているのでこちらも記事もご覧ください。
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【機械工が解説】静電容量無接点キーボードの仕組みや特徴は?メリット・デメリットを解説!
高級キーボードの中でも最高峰クラスのキーボードに採用されているのが静電容量無接点方式です。 静電容量無接点方式はキーボードをこだわる人を引き付けて離さない魅力が存在しています。 中にも以前メカニカルキ ...
故障しにくく非常に信頼性が高いので、10年以上使える。
タイピングの効率が上がるため
2つ目はタイピングの効率が上がって快適性が向上するためです。
タイピングの効率が上がる理由は2つあります。
1つ目は単純に疲れにくいからです。
HHKBは疲れにくいように段によって高さや角度が変化しており、横から見た際に湾曲している構造になっています。
これはステップスカルプチャーという構造で、最上段や最下段などの指が届きにくいようなキーをタッチするまでの距離を削減されており、指を動かす距離が減るので疲れが軽減されます。
>>>疲労軽減ならシリンドリカルステップスカルプチャー構造のキーボードを選ぼう!
千円程度のキーボードだと横から見てもまっ平なので、その違いは一目瞭然です。
ただし、キーボード本体に厚みがあるので、パームレストだけは必須ですね。
数千円程度で購入できるので、HHKBを手に入れたら絶対に導入してほしいアイテムです。
>>>パームレストがいらないってマジ?疲労軽減効果やミス率を実験!
以上が1つ目の理由です。
2つ目は理由は一部の配列が変化しているからです。
実はHHKBの配列は通常の配列とは少し変わっているのです。
一般的な日本語配列には、使用頻度が高いキーが押しにくい場所にあり、そこまで使わないキーが押しやすい場所に配置されていることがあります。
これでは非効率なので、一部のキーを入れ替えてさらに効率的なタイピングが出来るのです。
代表的なものをあげると「caps lockキー」の場所にコントロールキーが配置されています。
ホームポジションでは左手の小指は「A」の位置にあるので、本来のコントロールキーを押す際には左の小指を下げる必要があります。
対して、HHKBではコントロールキーが「A」のすぐ左側にあるので、指を少し動かすだけで押せるのです。
少しの手間を削減できるだけですが、少しの手間が積み重なると意外と面倒なものです。
スマホのロックを解除するために顔認証や指紋認証を使っている方は、認証に失敗して結局パスワード入力をしたことは何回もあると思います。
昔はパスワードだけの時代もありましたが、今の基準で考えるとこれって結構めんどくさいですよね?
それと同じで一度HHKBの配列に慣れると通常配列を使うのが面倒になってきます。
このように、疲れを軽減できる形状になっていたり、独自の配列で効率化されていたりして快適に使用できます。
小さな快適が積み重なって、大きな快適になるのがHHKBの良い点です。
モチベーションが爆上がりするため
3つ目はモチベーションが上がって作業量が自発的に増えるからです。
モチベーションが上がる理由は、タイピングの感触が気持ち良くて病みつきになってタイピングしたくなるからです。
こればっかりは実際に触ってみないと分からないのが悔やまれます。
依存性があるのでキーボードを打ちたくなってパソコンと向かい合っていますし、仕事にも前向きに取り組むめるのです。
個人的にモチベーションの向上はHHKBの魅力の中で最も価値があると考えている部分です。
というのも、先ほど解説した2つ目の点は心理的な快適性は非常に高い面はあるものの、時間的な削減効果は知れています。
しかし、モチベーションが高まることは無駄な時間を大きく削減できる効果があるのです。
皆さんは仕事を始める前はやる気が出ずにだらだらしていたけど、いざ始めたら意外と集中できたという体験はありませんか?
これは実際に科学的に実証されており、自分で何かの活動を始めたら自然とやる気が湧いてくるという仕組みが脳には備わっています。
そのため、仕事を始める際には最初に始めるきっかけが必用なんです。
そこで、「HHKBのタイピングの感触を味わいたい!」というきっかけがあると、スムーズに仕事や作業に取り掛かれます。
特にブロガーやライター、自営業者などの自分を自分で管理する必要がある場合に受けられる恩恵は非常に大きいです。
以前は「始める前の時間が無駄だな、、、」と思っていたのですが、HHKBにしてから無駄な時間が少なくなりました。
削減された時間に時給を掛けたらもうHHKBの価格は余裕で超えている計算になりますし、この先HHKBが壊れるまで時間を節約してくれます。
10年持つ耐久性があり、1年ですでにもとは取っているのでHHKBを購入した金額の何倍もの利益や給料を稼げるのです。
病みつき打鍵感によってモチベーションが爆上がりし、それによって余った時間でさらに仕事が捗ります。
以上が僕はHHKBを安いと考えている理由です。通常の安いキーボードはただ単にタイピングが最低限出来るようになる代わりに安いというメリットがありますが、HHKBは一生ものの耐久性、指の疲れにくさと効率、さらにはやる気まで上がるという付加価値があるのです。
しかも、耐久性が高いのでそれが何年も続くと考えたら、最高級モデルの3万7千円という価格以上に価値を感じることが出来るはずです。
結論:HHKBは安い
今回はHHKBの価格だけを見ると高いが、それを購入することで得られるリターンを考えたら全然安いということを解説してきました。
最も大事な打鍵感はどうしても文字だけで伝わらないのが残念ですが、それ以外の文字で伝わる部分だけを考えてもコスパは悪くありません。
恐らくここまでご覧になられた方なら「HHKBは安い」とは行かなくても「HHKBは値段ぐらいの価値はある」ぐらいまでは思い直してくれた方もいるのでは無いでしょうか?
もっとHHKBについて知りたくなった方はHHKBを1年使用して、良い所も悪い所も全て”忖度無し”で解説している記事がありますので、そちらをご覧ください。
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【忖度無し】HHKBのメリット6つとデメリット6つを2年使ったので「本音」でレビュー!
HHKBは他には無い特徴を持っている反面、他のキーボードと違う点がたくさんあります。そのため、HHKBはメリットとデメリットを理解せずに購入すると、「こんなはずでは無かった」と後悔する可能性が高まりま ...
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