
HHKBはレビューなどで「最高のキーボード」とか「配列のおかげで効率的になる」とよく言われています。
しかし、最高級モデルは3万7千円する高級キーボードなので、「本当に自分が購入して快適になるのだろうか?」と迷っている方もいらっしゃると思います。
HHKBは癖の強い配列が特徴で人によって向き不向きがどうしても生まれてしまいます。
僕も現在はHHKB Professional Hybirid Type-SというHHKBの最上位モデルを愛用していますが、購入する際は1か月以上迷ってやっと購入に踏み切りました。
結果的に購入して良かったと感じていますが、HHKBが向いていない方もいるのは事実です。

と言うことで今回はHHKBで後悔する可能性がある方の特徴を紹介していきます。
こんな方に向けて書いています
- HHKBを検討している方
- HHKBを購入して後悔したくない方

HHKBが後悔する方の特徴
最初にHHKBを購入して後悔する可能性が高い方の特徴を4つ紹介します。
- 違うキーボードを頻繁に使う方
- パームレストが使えない方
- ファンクションキーを頻繁に使用する方
- 数字キーを頻繁に使用する方
この4つに当てはまる場合は残念ながらHHKBが向いていない可能性が非常に高いです。
この箇条書きだけだと良く分からないので、それぞれを詳しく解説していきます。
違うキーボードを頻繁に使う
1つはHHKB以外のキーボードを頻繁に使う方です。
HHKBはキー配置が特殊で「caps look」の場所に「ctrl」があったり、半角と全角を切り替えるキーの場所が違ったりするなどの違いがあります。
HHKBで慣れてしまうと、他のキーボードを使用する際に操作ミスが多発します。
実際に1年間HHKBを愛用している僕が通常配列のキーボードを使用する際に、コピペのコマンドや半角全角キーを頻繁に間違えます。
10分ぐらい触っていると通常配列のキーボードにだんだん慣れてくるのですが、やはり最初はストレスがたまります。
そのため、HHKBと通常配列のキーボードを1日に何回も使い分ける必要がある方は切り替えるごとに配列に慣れる必要があるので効率が下がるのはもちろん、ストレスが溜まってくる原因になってしまいます。
通常配列を使用する機会が多い方は困惑する原因になります。
>>>HHKBは慣れない?独特な配列に慣れるには数日かかります!
パームレストが使えない方
2つ目はパームレストが使えない方です。
HHKBはコンパクトですが筐体が2cm弱あって分厚いです。

そのため、ずっと指を上げている状態でタイピングすることになって手首がかなり疲れます。
誇張抜きでパームレストがあるか無いかで10倍以上快適性が変化しますので、パームレストはほとんど必須です。
HHKBでパームレストの有無による疲労感の変化を実験してみた記事がありますので、効果を疑っている方は是非ともご覧ください。
-
-
パームレストがいらないってマジ?疲労軽減効果やミス率を実験!
Do you beliebe in religion of palmrest? パソコンが普及しきった現代の日本において、キーボードを触ったことが無い人はほとんどいないと言っても良 ...
もし、何らかの理由でパームレストを利用できない方は、疲れやすくなるので後悔する可能性が高いです。
その場合は薄型でパームレストが必要ない別のキーボードを選ぶのがおすすめです。
HHKBのパームレストの必要性に関しては別の記事で詳しく解説しています。パームレストを家にあるもので代用する方法も解説していますので、是非ともご覧ください。
>>>HHKBのパームレストは必要or不要?全員できるパームレストの代用品を解説!
パームレストが無いと逆に疲れる原因なるので必須です。
ファンクションキーを頻繁に使う方
3つ目はファンクションキー(F1~F12)を頻繁に使用する方です。
HHKBはファンクションキーが付いておらず、Fnキーと数字を同時に押して代用します。
ソフトによってはショートカットキーでF1~F12のどれかを使用する物があり、その場合はFnキーを追加で押す必要があります。
これはショートカットキーを利用する際に押すキーが1つ増えるということです。
1日に1回程度の仕様なら特に不便は感じませんが、1日に10回以上頻繁に利用する方は面倒に感じる場合があります。

コンパクトキーボードであるHHKBは他にも削減されている部分があるので、こちらもご覧ください。
-
-
コンパクトサイズキーボードとはどんなモノ?特徴とメリットを解説!
この記事は仕事用キーボードを探している方向けですが、ゲーム用途の方もある程度参考になると思います。 キーボードのサイズを表す言葉として有名なのが”フルサイズキーボード”や”テンキーレスキーボード” ...
F1~F12を多用する場合は手間が増えて面倒になる
数字キーを頻繁に使う方
4つ目は数字キーを頻繁に使用する方です。
これはHHKBに限らず、数字入力が多い方はキーボードの上段に付いている方ではなく、テンキーを使用している方も多いです。
しかし、コンパクトサイズのHHKBには当然テンキーはありません。

一応対策としてフルサイズキーボードを選ぶ方法と、HHKBとテンキーを併用する方法があります。
詳しいことは別の記事で解説しています。
-
-
HHKBにフルサイズやテンキーレスは無い!代替方法や近いキーボードを解説!
HHKBを検討している方の中には「HHKBのフルサイズキーボード、またはテンキーレスは無いの?」と考えいている方もいらっしゃると思います。 そのような方へ結論から言いますと、「HHKBにはフルサイズキ ...
そのため、現在テンキーを使用している方の中で、何らかの理由で外付けテンキーを利用できない場合はHHKBだけではなく、テンキーレスキーボード自体辞めておいた方が良いでしょう。
HHKBでテンキーが欲しい場合は外付けテンキーも購入しましょう。
HHKBを長期間迷っている方
最後はHHKBを長期間迷っている方です!
上の「HHKBを購入して後悔するリスト」に当てはまっていない方の中でHHKBを長期間迷っている方は最終的に購入した際に後悔します。「なぜ早めに買わなかったのか?」と。

キーボード選びに迷っている時間が楽しいのは分かりますが、正直打ち心地や癖のある配列は実際に試してみないと分かりません。
そのため、ある程度以上はネットの情報を漁っても、動画を見ても結局は分からないのです。
長期間HHKBに迷っている場合は非常にもったいないです。
今までの項目に当てはまらなかった場合は満足できる可能性が高い!
以上がHHKBキーボードを購入して後悔する可能性が高い方の特徴でした。
HHKBは癖の強い配列をしているので、どうしても人によって向き不向きが発生してしまいます。
特に解説した中でも削減された部分のキー部分を使用する方と通常配列のキーボードを頻繁に使用する場合は避けたほうが良いです。
HHKBが向いていない方は確実に存在する!
今回はHHKBを購入しても後悔してしまう方の特徴について解説してきました。
やはり全体的にHHKB独特の配列が満足する方と後悔する方をはっきりと分けるポイントですね。
ただし、紹介した条件に当てはまらない場合は逆にHHKBを購入することで満足できる可能性が高いです。
当サイトではHHKBの使用感を【忖度無し】でバッサリレビューしていますので、検討中の方は是非ともご覧ください。
-
-
【忖度無し】HHKBのメリット6つとデメリット6つを2年使ったので「本音」でレビュー!
HHKBは他には無い特徴を持っている反面、他のキーボードと違う点がたくさんあります。そのため、HHKBはメリットとデメリットを理解せずに購入すると、「こんなはずでは無かった」と後悔する可能性が高まりま ...
HHKBの購入はこちらから!
実はHHKBには販売元であるPFU以外が販売・発送している非正規販売品があります。
非正規販売品でも大丈夫ですが価格が通常より高い場合があるのと、予想外のトラブルの可能性もあります。


当サイトのHHKBのAmazonリンクは全てPFU正規販売品の物なので、安心してお買い物頂けます。
ただし、楽天のリンクは仕様上正規販売品を選んで頂く必要があります
▼正規販売品の選び方はこちら▼
>>>HHKBはどこで買う?納期はどれくらい?3回購入したので解説!
Professional HYBRID Type-Sはコチラ!
無線&静音モデルであるType-Sはコチラから購入できます!
配列や印字、カラーはリンク先で選べます
Professional HYBRIDはコチラ!
無線モデルのHYBRIDモデルはコチラから購入できます!
配列や印字、カラーはリンク先で選べます
Professional Classicはコチラ!
HHKBの伝統的なスタイルを継承した有線のみ&英語配列のみモデルのClassicのはコチラ!
印字、カラーはリンク先で選べます