HHKBは最低でも2万7千円、最高級モデルだと3万7千円する”超”高級キーボードです。
HHKBはコンパクトなので持ち運びが可能という特徴がありますので、持ち運びを検討している方も多いと思います。
しかし、持ち運ぶにあたって気になるのが、「持ち運ぶためにケースやキーボードルーフが必要なのか?」という部分です。
そのまま持ち運ぶと傷が付いてしまいまそうですし、HHKBが高いだけに傷付いたり、壊れたりしたらショックです。
僕もHHKBを2年半ぐらい愛用していますが、外でノートパソコンを使う用事がある場合は必ず持ち運んでいます。
もちろん飛行機、電車で移動する時だけでは無く、バイクで移動する場合もです。
結構ガシガシ使っていますし、特にケースやキーボードルーフを使っている訳ではありません。
今回はHHKBを2年半間ケース無しで持ち運ぶとどうなるのかを紹介します。
こんな方に向けて書いています
- キーボードルーフやケースを検討している方
- HHKBの持ち運びを検討している方
2年半HHKBを持ち運んだ結果
冒頭でも言ったように僕はHHKBを2年半愛用しており、外でノートパソコンを使う際には一緒に持ち運んでおり、その際にもケースやキーボードルーフは使用していません。
とはいえ、最初の1か月間はめちゃくちゃ大事に使っていたんですよね。
しかし、キーボードはあくまで道具であるということに気づいてからは、普通に扱うことにしました。
一応、僕はHHKBの純正オプションであるスマートケースを持っています。
それでもケース無しで使っている理由は「ケースから出し入れが面倒」のただ一つです。
積み重なった小さい労力が無くなることで非常に快適になることは、HHKBの効率的な配列が教えてくれました。
それに、キーボードはデリケートな道具ではありませんし、傷が付くことさえ許容出来たら特に不自由なことは無いです。
以上の理由から僕はHHKBをそのまま持ち運んでいます。
このような状況で持ち運んだ僕のHHKBはボロボロ、、、、と思いきや全然そんなことはありません。
下の画像は僕が普段から愛用しているHHKBですが、そこまで大きな損傷や傷はありません。
僕のHHKBはスペースキーを反対にしています。地味に快適なのでおすすめです!
>>>HHKBはスペースキーを逆にすると使いやすい!?1分でできる作業内容を解説!
しかし、それでも小さい傷はそれなりに付いてしまいます。
1つ目は1年目にはすでに付いていた傷ですが、これが最も大きい傷です。
最も大きいと言っても落としては無いのでこの程度です。
2つ目は無線接続が可能なHHKBに付いている後ろの出っ張りがこすれて、擦り傷が付くぐらいですね。
画像では見にくいですが、カバンの中で毎回毎回こすれることによって傷が付いています。
最近だとリュックにラズベリーパイ4をカバー無しでそのまま入れたていたら、金属パーツにキーキャップの表面のコーティングを少し持っていかれたぐらいですね。
これは、目立つ傷ではありませんでしたが、その日は少しテンションが下がったのを覚えています。
以上が僕のキーボードに付いている傷ですが、2年半使ってこのレベルです。
確かにこれらはキーボードルーフやケースを使っていれば防げていた傷でしょう。
しかし、落とさない限りは故障や致命的な破損は起こりませんし、傷がついたらその日はテンションが下がるぐらいです。
その傷も次の日には「これも味だからまあ良いか」と思えるようになりますので、「手間をかけてまでケースを使おう」という気持ちまでは至りません。
まとめると、キーボードルーフやケースを使うと傷は守れるが、その分面倒が増えるし傷以外のデメリットも特にないというのが僕の考えです。
ケース無しで持ち運ぶと傷は付くけど、それ以上でも以下でもない
傷から守りたいならケースがおすすめ
とはいえ、「せっかくHHKBを使うなら綺麗に使いたい!」という方も多いと思います。
全員が全員、道具と割り切れるわけではありませんし、高級キーボードは嗜好品のような側面もあります。
先ほども言ったように、僕のHHKBに付いている傷はケースやキーボードルーフがあれば回避できた物なので、間違いなく傷から守る効果はあると言えます。
それらを対策するのであれば、キーボードケースを使用するのがおすすめです。
僕が持っているのはHHKBの公式オプション品であるHHKBスマートケース2です。
キーボードケースを使って持ち運ぶことで傷が付くことを防げますし、万が一落としても衝撃を軽減できます。
特にリュックの中で電源ケーブルなどの金属端子が当たることで付く細かな傷を防止できます。
他にもHHKB用のバッグなども販売されていますが、スマートケースであればリュックの中を必要以上に圧迫しないのでHHKBのメリットであるコンパクトさ損ないません。
-
HHKBを持ち運ぶならシンプルなスマートケース2がオススメ!
HHKBは非常に高価なキーボードであることはご存知だと思います。 特に持ち運ぶことを想定している方が選ぶType-Sは3万7千円という価格なので、できるだけ傷を付けずに使い続けたいですよね。 実際、僕 ...
それにキーボードルーフはキートップしか守ってくれませんので、本体に付く傷はケースでなければ防げません。
引用:HHKBキーボードルーフ販売ページ
加えて、ルーフが固定されないので自分でゴムを用意する必要があるのと、パームレスト代わりにするにしても高さが微妙です。
キーボードルーフを使うくらいならケースで傷を守って、追加でコンパクトな分割式パームレストを持ち運ぶ方がおすすめです。
分割式パームレストはHHKBの高さを基準に設計されている物が多いので、使用感も圧倒的にこちらも方が良いです。
実際に僕はHHKBに加えて分割式パームレストも持ち運んでいます。
以上のことから、HHKBを傷から守りたい場合はHHKBスマートケース2がおすすめです。
ケースがあればある程度の傷や落下から守ってくれる
-
分離式パームレストのメリットって何?デメリットと向いている方の特徴も解説!
パームレストはキーボードの前に置いて手首と腕の疲労を軽減する道具ですが、一般的には棒状の形をしています。 しかし、パームレストにはバリエーションが多く、右と左に分割されたパームレストもあります。 しか ...
小傷と面倒のどちらを選ぶ?
今回はHHKBを2年半間ケース無しで持ち運ぶとどうなるのかを紹介しました。
2年半ケース無しで使っていると傷が付いてしまうのは避けられませんし、傷から守りたいのであればケースを使うのがおすすめです。
しかし、その分毎回使うごとにケースに入れる必要があるので、もし傷が付いていも「あー、やっちゃった」ぐらいで済ませる方は別に無くても良いと思います。
あなたが利便性と傷から守ることのどちらを重視するかによって最適解は変わります。
そして、傷から守りたいという方もキーボードルーフよりも、ケースを使うのがおすすめです。
理由はキーボード全体を守れるからですね。
特にHHKBのメリットを損なわない、HHKBスマートケース2がおすすめです。
ちなみに、HHKBをまだ購入していない方で、持ち運びを検討している方はこちらも記事も参考になると思いますので、是非ともご覧ください。
-
HHKBは持ち運び可能だけど不向き。それでも僕が持ち運ぶ理由
HHKBは一部のキーが削減されており、コンパクトサイズであることはこの記事をご覧になっている方ならすでに知っていると思います。 しかし、最初に言っておきますがHHKB自体はそこまで持ち運びに特化してい ...
▼関連記事▼
-
【忖度無し】HHKBのメリット6つとデメリット6つを2年使ったので「本音」でレビュー!
HHKBは他には無い特徴を持っている反面、他のキーボードと違う点がたくさんあります。そのため、HHKBはメリットとデメリットを理解せずに購入すると、「こんなはずでは無かった」と後悔する可能性が高まりま ...
-
【総額7万超】最強キーボードはHHKB2台持ち!?最強である理由を解説!
HHKBは耐久性が高くコンパクトで持ち運びが可能、指の動かす効率も良くなおかつ打鍵感も最高と、最高級で最高クラスのキーボードである事は間違いありません。 しかし、人間というのは欲張りな物でさらに良いキ ...
HHKBの購入はこちらから!
実はHHKBには販売元であるPFU以外が販売・発送している非正規販売品があります。
非正規販売品でも大丈夫ですが価格が通常より高い場合があるのと、予想外のトラブルの可能性もあります。
当サイトのHHKBのAmazonリンクは全てPFU正規販売品の物なので、安心してお買い物頂けます。
ただし、楽天のリンクは仕様上正規販売品を選んで頂く必要があります
▼正規販売品の選び方はこちら▼
>>>HHKBはどこで買う?納期はどれくらい?3回購入したので解説!
Professional HYBRID Type-Sはコチラ!
無線&静音モデルであるType-Sはコチラから購入できます!
配列や印字、カラーはリンク先で選べます
Professional HYBRIDはコチラ!
無線モデルのHYBRIDモデルはコチラから購入できます!
配列や印字、カラーはリンク先で選べます
Professional Classicはコチラ!
HHKBの伝統的なスタイルを継承した有線のみ&英語配列のみモデルのClassicのはコチラ!
印字、カラーはリンク先で選べます